2018年12月2日(日)市民協働フォーラム「届けよう!市民の声一子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて」を開催致しました
2018年12月2日(日)市民協働フォーラム「届けよう!市民の声一子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて」を開催致しました
12月2日(日)に公益財団法人あすのばとの共催で実施した市民協働
フォーラム「届けよう!市民の声一子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて」
は、約180人のご参加をいただきました。
北は北海道・岩手から、南は鹿児島・沖縄まで、全国からご参加いただきました
こと、お礼申し上げます。
参加者は、行政関係者、自治体議員、子ども支援関係者、NPO職員、
民生委員児童委員、企業関係者、高校生・大学生など、多岐にわたり、
政府の子どもの貧困対策大綱の見直しに向けた動きが始まる中、
このテーマへの市民の関心の高さがうかがわれました。
ご報告は、以下の通りです。
●発表
子どもの貧困対策大綱のこれまで、これから
①中嶋哲彦さん/名古屋大学教授
②学生のみなさん/公益財団法人あすのば
支援現場からの声
①佐藤真紀さん/一般社団法人アルファLink理事
②高橋亜美さん/アフターケア相談所「ゆずりは」代表
なお、当日配布資料は、ご登壇のみなさまの了解を得て、
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークHPに掲載いたしますので、
ご参照ください。
□当日配布資料(PDFファイル:4.05MB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2018/12/20181202shiminkyodoforum_handout.pdf
●意見交換
また、前半の報告をうけ、後半には参加者が10のテーマ(※)にわかれ、
子どもの貧困対策大綱策定後の4年強を振り返りながら、これまでの成果や
課題、大綱の見直しに向け求めることを話し合いました。
※①子どもの貧困・大綱全体、②学費・奨学金、③学習支援、
④学校教育・SSW、⑤居場所、⑥子ども食堂、⑦社会的養護、
⑧妊娠期・乳幼児支援、⑨若者支援、⑩ひとり親支援
参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。
・大綱を考えるにあたって、数値的マクロな指標の必要性と、
ミクロの現場の現状をいずれもみつめないといけないと思った。
・学生の方、行政の方、議員さんもおられ、様々な立場からお話を聞かせて
いただきました。自治体での差がなくなるには、国レベルで取り組みを
していただきたいと強く願います。
・実活動での関わりが強くないところだったので、子どもの貧困にどのように
関わっている方がいるか、一部でも知ることができてよかった。
・若者も主体的な参加の会というのが良かったです。
・子どもがどのような影響を受け、どのような支援が必要か、社会で考える
必要があると思いました。
以上、ご報告致します。
なお、2019年夏頃には、内閣府の「子供の貧困対策に関する有識者会議」
からも最終提言案が出される予定ですが、「なくそう! 子どもの貧困」
全国ネットワークとしてもみなさまとともに、大綱見直しに向け、市民の声を
届けていきたいと考えております。
引き続き、よろしくお願いいたします。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会