【開催報告】2024年11月17日(日)第25回子どもの貧困対策情報交換会を開催いたしました
木曜日, 1月 30th, 2025第25回子どもの貧困対策情報交換会が、11月17日に開催されました。「なんでこんなになっちゃったの?子ども支援者としての教師の働き方を考える」というタイトルで、世話人でもある中嶋哲彦さん(愛知工業大学教授)にご講演をいただき、学校現場から、公立中学校員の金竜太郎(きむよんてらん)さんにご報告をいただきました。
(主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク/助成:公益財団法人 キリン福祉財団)
オンライン参加は、約60名、会場参加は、約20名(世話人なども含む)でした。会場参加は、教育関係者、福祉関係者が多かったように思いますが、来年度から教師として働く予定の方もいらっしゃいました。
まず、中嶋さんからのお話の概要は以下のようでした(資料を参照)。今回のタイトルは、中嶋さんの思いを込めたものでしたが、かつては、魅力的な仕事と見られていた教師が今は、そうではなくなっています。さまざまな困難を抱える子どもを含め、すべての子どもを支援する教師の労働条件等が厳しいものになっているからです。労働時間は、過労死ラインである月に超勤が80時間を超える教師が、中学校では36.6%(小学校でも14.2%)も存在し、さらに仕事を持ち帰る場合も多いことが文部科学省の調査からも分かっています。その表れとして、教員不足も深刻です。
中嶋さんは、こうした長時間勤務の原因のひとつは、勤務制度自体にあると指摘しています。公立学校の教員には、4%の教職調整額が支給される一方で、超過勤務手当は支給されてきませんでした。これによって、超過勤務を抑制するという仕組みが働かず、教員の多忙化が進んだとします。
文部科学省や財務省は、教員の定数を増やすのではなく、教員の業務の整理や効率性を目指すとしています。一方、中嶋さんは、生徒と向き合う時間や授業準備など大切な業務は減らすべきではない。さらに、週48時間勤務の時代からまったく変わってない教員定数を増加させない限り、解決には至らないだろうとします。ボブ・ディランの「風に吹かれて」の歌詞が示すように、「答えはそこにある」(「風に吹かれて」歌詞では「答えは風の中」)のであり、政府も分かっているはずなのに踏み出そうとしないのだとします。
学校現場で働く金竜太郎さんからのご報告では、不登校生徒の増加、生徒間の学力格差の拡大、コロナ禍を経てコミュニケーションが難しい生徒の増加など、教員の業務量はますます増加していることが話されました。
また、ICTの導入によって政府は効率化できるとしますが、(ICTが教育に効果を生む部分はありながら)、例えばビデオ教材などを作成する手間などが増えかえって忙しくなった点が指摘されました。
お二人のお話を受け、会場を中心に質疑等も活発に交わされました。
■報告資料
〇中嶋哲彦さん
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2024/11/20241117nakajima.pdf
〇金竜太郎さん
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2024/11/20241117kim.pdf
■参加者アンケートより
・友人に小学校や高校の教員をしている人も数名いて、教員の立たされている環境や仕事内容についても聞くことが多くあります。本当に難しい環境の中で、日々全力で子どもたちに向き合う友人の姿を見ていて、尊敬すると共にオーバーワークなのに給料が見合っていないということをとても感じていました。お金が全てではないのは確かですが、まずは当たり前になければならない待遇、優遇がないことが問題だと思います。その点において中々聞くことができなかったので、本日のお話の中でお金の話も聞くことができて良かったです。
・現在教育学部に通っている学生です。本日の話は自分にとって非常に有意義な話だったと思います。
・教員の働き方の状況を詳細に、そして教員に心と時間のゆとりがあってこそ子どもたちとちゃんと向き合えること、等大切なことを丁寧に説明していただいて多くの人に理解してもらえたと思いました。最後に、学生さんの質問「何ができるか」という問いにお二人の応えに、心揺さぶられました。今〇〇(※都市名)では、30~40代の教職員が多く、お二人のように思いを伝えられる人がどれだけ、いるのだろう、と思いました。管理職は当てにならないし、私は、組合で多くのことを学ぶことができたので、組合こそそれができる場であると思っていますが、その組合に入る人は、減るばかりと、つらいです。
・有意義なお話しをありがとうございます。お時間を要することかと存じますが、各都道府県の小・中・高等学校の現場の教員や学校にかかわる方々に今回の情報交換会の情報が事前に伝わるとありがたいです。
2024年11月17日(日)第25回子どもの貧困対策情報交換会を会場&オンライン開催致します
火曜日, 10月 22nd, 2024★ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2024/10/20241117dai25kaijohokoukankai.pdf
<会場&オンライン開催>
第25回子どもの貧困対策情報交換会
なんでこんなになっちゃったの? 子ども支援者としての教師の働き方を考える
学校・教師には子どもに寄り添い必要な支援に取り組むことが期待されています。 しかし、教師は正規の勤務時間には収まりきらない業務に追われ、疲れ切っています。 また、新学期早々、教員の欠員が生じている学校が全国にあり、その数も増加しています。 これでは、教師は子どものために充分に働くことができません。 子どもの貧困をはじめとした子どもたちを取り巻く問題を解決するためには、 子どもに関わる仕事に従事する人々の労働条件を改善し、 しっかりと働いてもらえる環境を作ることが大切です。 今回の情報交換会では、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人で、 公立学校教員の勤務時間問題に取り組む中嶋哲彦さんにお話を伺い、 教師の働き方問題の背景にあるものとその解決策について、 皆さんとご一緒に学びたいと思います。 また、学校現場で働く方からの報告も予定しています。ぜひご参加ください。
【日時】2024年11月17日(日)14:00~16:30(開場13:40)
【参加費】無料
【開催方式】会場 & オンライン(YouTube Live)
【定員】会場:50人 オンライン:200人
定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。
【会場】エッサム神田ホール1号館 5階 イベントホール2
〒101-0045 千代田区神田鍛冶町3-2-2
JR神田駅 東口徒歩1分/東京メトロ銀座線 神田駅3出口前
【内容(予定)】
〇講演
講師:中嶋哲彦(なかじまてつひこ)さん/愛知工業大学教授
〇学校現場で働く方からの報告
〇質疑・意見交流
【参加申込】
下記参加方法別の申込フォームからお申し込みください。
●会場参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20241117/
●オンライン参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20241117online/
お申し込み完了後、こくちーずから受付完了メールが届きます。
受付完了メールが届かない場合、必ず主催者までお問い合わせください。
フォームからお申し込みができない場合は、
件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、
1.お名前、2.お立場・ご所属、3.お住まいの都道府県、4.電話番号、5.会場参加 or オンライン参加
をご記入いただき、11月16日(土)までに下記のアドレス宛にお申し込みください。
■問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp
■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団
2024年7月13日(土)第24回子どもの貧困対策情報交換会を会場&オンライン開催致します
火曜日, 6月 4th, 2024★ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2024/06/20240713dai24kaijohokoukankai.pdf
<会場&オンライン開催>
第24回子どもの貧困対策情報交換会
「子どもの貧困」の根源に迫る
「子どもの貧困対策法」が成立(2013年)・改正(2019年)され、 これまでの議論は昨年閣議決定された「こども大綱」に集約されました。 また、昨年は子ども・若者政策を主管する「こども家庭庁」が発足、 「こども基本法」が施行され、各自治体でも具体的な動きが始まっています。 この10年間の政策面での変化には目を見張るものがある一方で、 子ども・若者たちの生活や、支える私たちおとなの日常はどうでしょうか。 「Japan as NO.1」ともてはやされた“バブル経済”が崩壊したのは1990年代 初頭。その後の日々を「失われた30年」とする言葉があちこちで語られます。 しかし、私たちは何を失い、なぜそうなったのか。その「根っこ」を見つめる 機会はあったでしょうか。今回の情報交換会では、「貧困の現場」を歩き、 「働く人々」に寄り添う新聞記者としてご活躍されている東海林智さんに お話を伺い、その「根っこ」の部分を学び、話し合う機会です。働く現場の 方々からの報告も予定しています。ぜひご参加ください。
【日時】2024年7月13日(土)14:00~16:30(開場13:40)
【参加費】無料
【開催方式】会場 & オンライン(YouTube Live)
【定員】会場:50人 オンライン:200人
定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。
【会場】エッサム神田ホール1号館 3階 大会議室(301)
〒101-0045 千代田区神田鍛冶町3-2-2
JR神田駅 東口徒歩1分/東京メトロ銀座線 神田駅3出口前
【内容(予定)】
〇講演
講師:東海林 智(とうかいりん さとし)さん/毎日新聞社会部記者
新聞記者として、一貫して労働と貧困・格差の現場を取材している。元新聞労連委員長、元MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)議長。2008年12月31日から2009年1月5日開設された「年越し派遣村」実行委員。著書『15歳からの労働組合入門』(毎日新聞社/2013年)。『貧困の現場』(毎日新聞社/2008年)など。新聞報道で貧困ジャーナリズム賞、著作で日本労働ペンクラブ賞などを受賞。この4月、地平社から『ルポ低賃金』を上梓。「失われた30年」、新自由主義政策の果てに破壊された労働、生活の実態と背景を鋭くえぐっている。
〇働く現場の方々からの報告
〇質疑・意見交流
【参加申込】
下記参加方法別の申込フォームからお申し込みください。
●会場参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20240713/
●オンライン参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20240713online/
お申し込み完了後、こくちーずから受付完了メールが届きます。
受付完了メールが届かない場合、必ず主催者までお問い合わせください。
フォームからお申し込みができない場合は、
件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、
1.お名前、2.お立場・ご所属、3.お住まいの都道府県、4.電話番号、5.会場参加 or オンライン参加
をご記入いただき、7月12日(金)までに下記のアドレス宛にお申し込みください。
■問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp
■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団
【開催報告】2023年12月9日(土)第23回子どもの貧困対策情報交換会を開催いたしました
水曜日, 1月 10th, 2024 2023年12月9日(土)午後、第23回子どもの貧困対策情報交換会
「こども大綱を受けてー子どもの貧困対策のいまとこれから」を会場およびオンラインで開催いたしました。
(主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク/助成:公益財団法人 キリン福祉財団)
当日、会場(東京・エッサム神田)には東京・埼玉・神奈川・栃木から11名の方に、またオンラインでは全国から60名の方にご参加いただきました。今回も、小学校・大学教員、SSW、自治体職員、地方議員、NPO・NGOスタッフ、学生、社会人、社団法人・財団法人関係者、特別支援学校職員、児童相談所職員、主任児童委員、メディア関係者、研究者など、様々なお立場の方にご参加をいただきました。ご参加いただいた皆様にあらためましてお礼申し上げます。
今回は、今年4月のこども基本法の施行とこども家庭庁の発足のもと、こども大綱の策定に向けた動きが進む中、市民の声をこども大綱に反映させるために市民団体が行ってきた取り組みとあわせて、現在の子ども・若者支援の現場の声をご報告いただき、子どもの貧困対策のいまとこれからについて考えることをテーマに開催されました。
講師には、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの田代光恵さん、特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター理事長の幸重忠孝さんのお二人をお迎えしました。
まず、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人の山野から、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークでとりまとめた「こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望(第2次)」の内容について、ポイントとなる点(子どもの権利侵害であること、子どもの声を聴くこと、保護者等の労働問題、大綱で政策が後退しないこと等)について説明をいたしました。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの田代光恵さんからは、「こども大綱策定に向けた市民社会の声」というテーマでお話いただきました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもの貧困解決に向けた直接支援の取り組みと、その取り組みの中で当事者の方から届けられた声についてのお話の後に、「子どもの貧困はすべての子どもの権利の否定であり、子どもの権利に根差した子どもの貧困対策の推進が不可欠である」という視点から、国内の子どもの権利に関わる法制度について、こども基本法の理念・こども家庭庁およびこども大綱の策定プロセスについてご説明いただきました。また、こども大綱の中間整理案に対して、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークで取りまとめた共同意見書に全国85団体もの賛同があったこと、賛同コメントの紹介がありました。その後、実際に共同意見書等の意見(バブリックコメント)を受けて、どういった内容がこども大綱の整理案に反映されたのか、こども家庭庁が公開しているフィードバック資料についてご説明いただきました。最後に、今後の具体的な施策を定める「こどもまんなか実行計画」について、市民社会からの継続的な働きかけが重要であるというご提言をいただきました。
特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター理事長の幸重忠孝さんからは、「声を届けにくい子どもや若者たちのことを忘れないで-子ども・若者支援の現場の声-」というテーマで、どうしても届きにくい子ども達の声があるということをお話いただきました。こどもソーシャルワークセンターでの最近の支援の現場についてご報告をいただき、取材VTR等を用いて、センターの活動内容についてご紹介いただきました。10年間活動していく中で、国の制度がようやくセンターの活動に追いついてきており、居場所事業に補助が出るようになったが、貧困課題が濃い子どもたちは居場所提供だけでは親世代から続く貧困の連鎖から抜け出ることは出来ず、
支援対象が子どもの成長にあわせて若者に広がっているというお話がありました。幸重さんからは、「こども家庭庁がこども若者の声を聞き、こどもが参画できる取組が行われたのは歓迎するが、VTRの中に出てくる子ども達が、自ら意見を発することができるかというと、やはり難しい。例えば、自らが貧困家庭であるという意識がない子、基礎学力がついておらず文字での表現が苦手な子、発達の課題により言葉での表現が難しい子、人前で話す経験がない子や、安心できる環境でやっと話のできる子など、こうした声を発しづらいこども達がますます忘れさられてしまう実感がある」という問題提起をいただきました。
お忙しい中ご登壇いただきました田代さん、幸重さんに、あらためましてお礼申し上げます。
■報告資料
〇田代 光恵さん
こども大綱を受けて子どもの貧困対策のいまとこれから「こども大綱策定に向けた市民社会の声」
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/12/20231209tashiro.pdf
〇幸重 忠孝さん
声を届けにくい子どもや若者たちのことを忘れないで-子ども・若者支援の現場の声
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/12/20231209yukishige.pdf
特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター
https://cswc2016.jp/
「京都新聞連載コラム こどもたちの風景 湖国の居場所から」
https://note.com/yukkyi1010/n/n6714a888cd22
「読売新聞連載 キミのきもちは 家庭の事情やすらげない」
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20231101-OYO1T50069/
■参加者アンケートより
・こども大綱についてどんな策定があり、取り組みがあるのかを知れてよかった。
・こども大綱の概要とその課題を知ることができました。
・子どもたちや、支援している方の生の声が聞けた。知らないこと、想像していなかった方が多く、視野を広げてくれた。
・すべてのこども、若者が安心して成長し、経験を重ねられるためには、こどもの権利条約がさまざまな場面でいかされることが必要です。教育の場、家庭への啓発が必要だと思います。
・幸重さんのお話に深く揺り動かされました。心理的安全性を担保された居場所の意義、そこでなら本音が出せる。様々なエピソードを聞かせていただきました。携わる職員の処遇のこと、地域格差、課題をいっぱい浮き彫りにしてくださった本日の会でした。ありがとうございます。
・幸重さんが、声をあげられない(言わない)子どもたちがいる、と報告されていて共感しました。どうやって声にならない思いを掬い上げるのか課題だと思います。
2023年12月9日(土)第23回子どもの貧困対策情報交換会を会場&オンライン開催致します
金曜日, 11月 24th, 2023★ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231209dai23kaijohokoukankai.pdf
<会場&オンライン開催>
第23回子どもの貧困対策情報交換会
こども大綱を受けて
子どもの貧困対策のいまとこれから
今年4月にこども基本法が施行され、こども家庭庁が発足しました。 この間、政府のこども施策の基本的な方針を定めるこども大綱の策定に向け、 こども家庭審議会での議論を経て、中間整理案が取りまとめられました。 こうした流れの中、市民の声をこども大綱に反映させるために、 市民団体はそれぞれどのような取り組みを行ってきたのでしょうか。 また、支援の現場は、日々待ったなしの状況です。今回の情報交換会では、 こども大綱の策定に市民の声を届けるための取り組みとあわせて、 現在の子ども・若者支援の現場の声をご報告いただき、子どもの貧困対策の いまとこれからについて、みなさんとともに学びあいたいと思います。
【日時】2023年12月9日(土)14:00~16:30(開場13:40)
【参加費】無料
【開催方式】会場 & オンライン(YouTube Live)
【定員】会場:50人 オンライン:200人
定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。
【会場】エッサム神田ホール1号館 3階 大会議室(301)
〒101-0045 千代田区神田鍛冶町3-2-2
JR神田駅 東口徒歩1分/東京メトロ銀座線 神田駅3出口前
【内容(予定)】
〇報告
・「こども大綱策定に向けた市民社会の声」
田代 光恵さん/公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
・「子ども・若者支援の現場の声」
幸重 忠孝さん/特定非営利活動法人 こどもソーシャルワークセンター 理事長
〇質疑応答
【参加申込】
下記参加方法別の申込フォームからお申し込みください。
●会場参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20231209/
●オンライン参加申込
https://kokc.jp/e/ecp20231209online/
お申し込み完了後、こくちーずから受付完了メールが届きます。
受付完了メールが届かない場合、必ず主催者までお問い合わせください。
フォームからお申し込みができない場合は、
件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、
1.お名前、2.お立場・ご所属、3.お住まいの都道府県、4.電話番号、5.会場参加 or オンライン参加
をご記入いただき、12月8日(金)までに下記のアドレス宛にお申し込みください。
■問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp
■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団
2023年10月22日(日)こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する共同意見書及び要望書を提出致しました
月曜日, 10月 23rd, 2023私たち市民団体(「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)は、9/29にこども家庭庁の公表した子ども政策の基本的方針(中間整理)に対し、共同意見書を作成・公表し、10/12より賛同団体を募りました。
その結果、10/21までに全国の85団体にご賛同いただきました。
限られた期間に、多くの団体のみなさまにご賛同いただけましたこと、改めてお礼申し上げます。
10/17までに賛同のあった団体名を共同意見書に明記し、10/18にはこども家庭庁長官官房(総合政策担当)と意見交換を行いました。また、10/21までに頂いた賛同団体のみなさまを共同意見書に記載の上、10/22にパブリックコメントに提出いたしました。
・こども大綱中間整理への共同意見書 ~子どもの権利に根差した子どもの貧困解決に向けて~
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/10/20231022kyoudouikensyo.pdf
また、私たち「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会が、8/5に内閣官房・内閣府・文部科学省・厚生労働省・こども家庭庁等関係省庁に提出いたしました第1次要望書の内容に、この間2回に渡り開催いたしましたネットワーク会議等で伺った市民の皆さんの声を反映し、第2次要望書として10/22にパブリックコメントに提出いたしました。ネットワーク会議にご参加頂きましたみなさまには改めましてお礼申し上げます。
・こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望(第2次)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/10/20231022kodomotaikou_youbou_dai2ji.pdf
日本に暮らすすべての子ども・若者が尊厳を守られ、自分らしく暮らし育つために、これらの意見が大綱に反映されるよう、強く要望いたします。
以上、ご報告いたします。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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2023年10月19日(木)「こども大綱中間整理への共同意見書」団体賛同のお願い(第2次〆切10/21正午迄)
金曜日, 10月 20th, 202310月12日にご案内いたしましたように、私たち市民団体(「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)は、こども家庭庁の公表した子ども政策の基本的方針(中間整理)に対し、共同意見書を作成し、賛同団体を募りました。
その結果、10/17までに全国の67団体にご賛同いただきました。限られた期間に、多くの団体のみなさまにご賛同いただけましたこと、改めてお礼申し上げます。10/17までに賛同のあった団体名を共同意見書に明記し、10/18にこども家庭庁長官官房(総合政策担当)と意見交換をしました。
なお、10/17の締め切り後も賛同のご連絡をいただいておりますことから、団体賛同の第2次締め切りを10/21(土)正午とさせて頂き、引き続き賛同を募りたいと思います。共同意見書への賛同について、お知り合いへの拡散・シェアにご協力頂けますと幸いです。21日正午までに集まった賛同団体のみなさまを共同意見書に記載の上、22日が〆切となっているパブリックコメントに提出します。
賛同団体数と団体名の公表と合わせまして、こども家庭庁との意見交換については、別途ご報告させていただきます。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。
・「こども大綱 中間整理」共同意見書 賛同団体募集フォーム
賛同締切 10/21(土)正午 *締切を延長しました。
******************************************
2023年9月29日、こども家庭庁は、子ども政策の基本的方針である「こども大綱」策定に向けて「今後5年程度を見据えたこども施策の基本的な方針と重要事項等 〜こども大綱の策定に向けて〜(中間整理)」(以下、「中間整理」という)を公表しました。
・中間整理のリンク
中間整理では、子どもの貧困が子どもの権利を侵害する深刻な課題であることや、その解消に向けて全力をあげて取り組むことが明記されています。私たちは、子ども・若者の貧困問題に取り組む団体として、こうした方針が示されたことを歓迎します。一方、子どもの権利保障に根差して子どもの貧困対策を推進するという観点からは、中間整理はいまだ内容が不十分または不適切である部分も見受けられます。
それゆえ、日頃から子ども・若者の貧困問題に取り組む私たち市民団体(「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)は、子どもの貧困対策がより一層拡充され、確実に実施されることを求め、以下の点について意見をまとめました。日本に暮らすすべての子ども・若者が尊厳を守られ、自分らしく暮らし育つために、これらの意見が大綱に反映されるよう、強く要望するものです。
こども大綱中間整理への共同意見書
〜子どもの権利に根差した子どもの貧困解決に向けて〜
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4271
本意見書の内容に賛同いただける団体は、下記のフォームにご入力をお願いいたします。
共同意見書に賛同団体名を記載し、こども家庭庁に提出する予定です。
◆賛同申込み方法
賛同いただける団体は、以下のフォームより、お申し込みください。
賛同締切 10/17(火)23:59
申込期間が短く恐縮ですが、ぜひご賛同をお願いいたします。
・「こども大綱 中間整理」共同意見書 賛同団体募集フォーム
◆フォームからお申し込みができない場合は、件名に【賛同申込】と明記のうえ、
①団体名、②団体の所在地(都道府県および市区町村)、③担当者氏名・役職、
④メールアドレス、⑤電話番号、⑥団体URL、⑦自由記述(賛同の理由など)
をご記入いただき、次のアドレス宛にお申し込みください。
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
2023年10月12日(木)「こども大綱中間整理への共同意見書」団体賛同のお願い
木曜日, 10月 12th, 20232023年9月29日、こども家庭庁は、子ども政策の基本的方針である「こども大綱」策定に向けて「今後5年程度を見据えたこども施策の基本的な方針と重要事項等 〜こども大綱の策定に向けて〜(中間整理)」(以下、「中間整理」という)を公表しました。
・中間整理のリンク
中間整理では、子どもの貧困が子どもの権利を侵害する深刻な課題であることや、その解消に向けて全力をあげて取り組むことが明記されています。私たちは、子ども・若者の貧困問題に取り組む団体として、こうした方針が示されたことを歓迎します。一方、子どもの権利保障に根差して子どもの貧困対策を推進するという観点からは、中間整理はいまだ内容が不十分または不適切である部分も見受けられます。
それゆえ、日頃から子ども・若者の貧困問題に取り組む私たち市民団体(「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)は、子どもの貧困対策がより一層拡充され、確実に実施されることを求め、以下の点について意見をまとめました。日本に暮らすすべての子ども・若者が尊厳を守られ、自分らしく暮らし育つために、これらの意見が大綱に反映されるよう、強く要望するものです。
こども大綱中間整理への共同意見書
〜子どもの権利に根差した子どもの貧困解決に向けて〜
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4271
本意見書の内容に賛同いただける団体は、下記のフォームにご入力をお願いいたします。
共同意見書に賛同団体名を記載し、こども家庭庁に提出する予定です。
◆賛同申込み方法
賛同いただける団体は、以下のフォームより、お申し込みください。
賛同締切 10/17(火)23:59
申込期間が短く恐縮ですが、ぜひご賛同をお願いいたします。
・「こども大綱 中間整理」共同意見書 賛同団体募集フォーム
◆フォームからお申し込みができない場合は、件名に【賛同申込】と明記のうえ、
①団体名、②団体の所在地(都道府県および市区町村)、③担当者氏名・役職、
④メールアドレス、⑤電話番号、⑥団体URL、⑦自由記述(賛同の理由など)
をご記入いただき、次のアドレス宛にお申し込みください。
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
2023年10月9日(月・祝)ネットワーク会議(オンライン)を開催いたします
土曜日, 10月 7th, 20239月1日のネットワーク会議にご参加いただいた皆様、
貴重なご意見をありがとうございました。
前回に引き続きまして、10月のネットワーク会議を、
以下のように企画いたしました。
こども大綱の策定にむけて、
9月29日にこども家庭審議会から中間整理が公表され、
パブリックコメントや公聴会など、意見募集の取り組みが始まりました。
子どもの貧困対策がこども大綱にまとめられるなかで、
貧困対策がしっかり位置付くのか、より良いこども大綱の策定に向け、
意見交換や議論の場として、ネットワーク会議を開催し、
みなさまのご意見などをうかがいたいと思います。
さまざまなお立場の方のご参加をお待ちしております。
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会
■日時 2023年10月9日(月・祝)10:00〜11:30
※直前のご案内となり申し訳ありません。
■主な議題(予定)
1 こども大綱策定にむけて
(現在の状況と今後のスケジュール、ネットワークからの要望、それぞれの団体や活動現場からの要望)
・こども大綱の推進
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/
・「今後5年程度を見据えたこども施策の基本的な方針と重要事項等〜こども大綱の策定に向けて〜(中間整理)」(こども大綱の策定に向けた中間整理)について
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/chukanseiri/
・こども大綱の策定に向けた意見募集について
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/iken-boshu/
・こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望書(「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク)
https://end-childpoverty.jp/archives/3363
2 参加者による情報交換
■参加費 無料
■定員 20名
■開催方法 Zoomでのオンライン開催
■申込〆切・方法
10月8日(日)までに、メールにて、件名に
【ネットワーク会議申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を
ご記入いただき、下記のアドレス宛にお申し込みください。
お申し込みいただいた方に、Zoom招待状をお送りします。
以上、よろしくお願いいたします。
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
2023年8月5日(土)こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望書を提出致しました
土曜日, 8月 5th, 2023私たち「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークは、2010年4月の発足以来、貧困状態にある子どもとその家族、若者、学生、直接支援に取り組む個人や団体のほか、地方自治体の議員や職員、研究者、メディア関係者等が個人として参加するネットワークを通じて、子どもの貧困対策を市民の立場で議論し、子どもの貧困とその解決について知見を深めてきました。
今般、こども家庭庁の設置にともない、こども大綱が策定されることとなりましたが、その大綱において子どもの貧困対策が十分に位置づけられ、施策がさらに拡充されることを願い、これまでの活動と議論の蓄積を基に、以下の要望をまとめました。
・こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望(第1次)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230803kodomotaikou_youbou_dai1ji.pdf
・こども大綱策定に向けた子どもの貧困対策に関する要望(第1次)提出用
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230803kodomotaikou_youbou_dai1ji_teisyutu.pdf
取りまとめた要望は、内閣官房・内閣府・文部科学省・厚生労働省・こども家庭庁等関係省庁に提出をしています。
なお、この要望書を「第1次」とりまとめとし、こども大綱策定に向けて、引き続き市民のみなさんの声や願いを受けとめ、より豊かにしてまいりたいと考えております。どうぞお力添えください。
以上、ご報告いたします。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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