2025年6月1日(日)第27回子どもの貧困対策情報交換会を会場&オンライン開催致します

★ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます。

https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2025/05/20250601dai27kaijohokoukankai.pdf

<会場&オンライン開催>

第27回子どもの貧困対策情報交換会

高等教育費の無償化(負担軽減)をめざして

 この4月、東京私大教連が公表した、2024年度春に首都圏の私立大学・短期大学に入学した新入生の家計負担調査の結果、「受験から入学までの費用」は、自宅外通学生で平均231万円と過去最高となり、学費が家計を圧迫している実態が明らかになりました。また、世帯収入の平均値は1996年の540万円をピークに下がり続け、近年は「賃上げ」の言葉が聞かれますが、524.2万円(2023年)です。この間に諸物価「値上がり」とともに、人々の生活の困窮度は増すばかりです。国の予算に占める公的「教育費」の割合は、先進国で最低水準のGDP比3.24%(国別ランキングでは128位/2023年)にとどまり、この国の高等教育は高学費・低「奨学金」で、もう半世紀以上「受益者負担」主義に貫かれてきました。2012年秋、日本はようやく国際人権規約の高等教育漸進的無償化条項の留保を撤回しました。しかし近時、高校の授業料は私立高校でも「無償化」が掲げられる一方、大学では国立大学でも授業料「値上げ」が続々と打ち出されています。「子どもの貧困対策」の観点から、あらためて政策的な争点の一つとなっている教育費無償化、特にあるべき高等教育無償化について学び合い、考え合う機会です。

【日時】2025年6月1日(日)14:00~16:30(開場13:30)

【参加費】無料

【開催方式】会場 & オンライン(YouTube Live)

【参加申込】

下記参加方法別の申込フォームからお申し込みください。

●会場参加申込

https://kokc.jp/e/ecp20250601/

●オンライン参加申込

https://kokc.jp/e/ecp20250601online/

お申し込み完了後、こくちーずから受付完了メールが届きます。受付完了メールが届かない場合、必ず主催者までお問い合わせください。

フォームからお申し込みができない場合は、件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、

1.お名前、2.お立場・ご所属、3.お住まいの都道府県、4.電話番号、5.会場参加 or オンライン参加

をご記入いただき、5月31日(土)までに下記のアドレス宛にお申し込みください。

mail@end-childpoverty.jp

■内容(予定)

〇講演:「高等教育無償化」をめぐって

 大内 裕和さん/武蔵大学教授・奨学金問題対策全国会議代表

〇報告:「高等教育予算拡充を求める」取り組み

 金澤 伶さん/東京大学教養学部4年生・「学費値上げ反対緊急アクション」所属

〇意見交換・質疑応答

■問い合わせ・当日連絡先

TEL 070-6576-3495

E-mail mail@end-childpoverty.jp

■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

■助成:公益財団法人 キリン福祉財団

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