2019年12月7日(土)子どもの貧困実践交流会2019を開催致しました
12月7日(土)に開催した『子どもの貧困対策実践交流会』は、「子どもの貧困対策
法・大綱の見直しを受けて――子どもの食の公的保障を考える」をテーマに、約70人
のご参加をいただきました。首都圏を中心に、四国等からもご参加いただきましたこ
と、お礼申し上げます。
参加者は、行政関係者、自治体議員、NPO職員、子ども食堂関係者、学習支援関係者、
学童保育指導員、研究者など、多様な立場の方々がご参加くださりました。“食”と
いう誰にとっても身近なテーマを切り口に、1日3食を学校や学童保育の現場でどう公
的に保障すべきか、このテーマへの市民の関心の高さがうかがわれました。
ご報告は、以下の通りです。
※当日資料を「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークHPに掲載いたしており
ますので、ご参照ください。
●実践報告①We CAN! 中学生みんなが食べられる温かい給食
清水亜希子さん・斉木千夏さん/中学校によりよい給食とどけ隊@町田
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_machida.pdf
(PDFファイル:1MB)
YouTube動画
「町田もやろうよ! 中学校全員給食 」中学校によりよい給食とどけ隊at町田
●実践報告②学校で朝食サポート
梶谷優子さん/福岡市スクールソーシャルワーカー
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_kajitani.pdf
(PDFファイル:4MB)
●実践報告③公立学童保育で夏休みに給食 14年の実績と課題
沼尻俊彦さん/埼玉県越谷市職員組合委員長
伊藤二矢さん/埼玉県越谷市給食調理員
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_numajiri.pdf
(PDFファイル:6MB)
●実践報告④素顔の見える定時制高校の夜間給食
佐藤 元さん/定時制高校教員
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_sato.pdf
(PDFファイル:820KB)
●特別報告 1日3食×365日!
六郷伸司さん/まいにち子ども食堂高島平
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_syokudo.pdf
(PDFファイル:323KB)
●プログラム
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_program.pdf
(PDFファイル:18MB)
参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。
・子どもの貧困。まだまだ単に“食事ができない”という現象だけが一人歩きしてし
まっている世の中だと思います。しかし、その背景には、自治体の財政状況はじめ地
域性、家庭の状況、子どもの心理など様々な要因があることが、改めて分かりました。
・「心の貧困は周囲で阻止できる」「食べ物をもらえる=生きていてよいのだよ、と
のメッセージ」に共感しました。
・家庭のあり方が色々変化する中で、食の大切さを伝えるルートを社会全体で支えて
いくことが大切であると改めて感じることができました。
・こんなにも毎日の食事で子ども達が困難な状況にあるのかと暗たんたる思いだが、
それにちゃんと着目して働きかけ、状況を変えようとしている人の熱い思いに励まさ
れた。子どもの人権の保障、生きるということの保障は大人、社会、国の責任だと思
う。
・行政側は先進事例があればしぶしぶでも動くものです。素晴らしい取り組みの数々
を持ち帰り、これから政策提言にはげんでまいりたいと思います。
以上、ご報告致します。
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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