2020年2月リーフレットが新しくなりました

金曜日, 2月 21st, 2020

2020年2月リーフレットが新しくなりました

昨年(2019年)の子どもの貧困対策法・大綱の改正を反映させた
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークの新しいリーフレットができました。

https://end-childpoverty.jp/profile#leaflet

「2019年改正のポイント」を以下のように簡潔にまとめ、
市民のネットワークをつくっていく新しい呼びかけを掲載しています。

(第1条 目的) 子どもの将来のみならず、「現在」も改善することを明記

(第2条 基本理念) 児童の権利に関する条約の精神にのっとり、子どもの意見が尊重されることを明記

(第9条 市町村計画) 都道府県のみならず、市区町村も子どもの貧困計画策定が努力義務に

子どもの貧困率や、日本の子どもの貧困の特徴についても、コンパクトに説明しています。
また、子どもの貧困が社会問題であること、子どもの貧困対策は子どもの権利の保障であることを
明快に述べています。ぜひ、ご活用ください。

紙のリーフレットをご入用の方は、下記宛て、お問い合わせください。
E-mail mail@end-childpoverty.jp

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会



2020年2月2日(日)第11回子どもの貧困対策情報交換会を開催致しました

月曜日, 2月 17th, 2020

2月2日(日)に開催いたしました『第11回子どもの貧困対策情報交換会』は、「子ど
もの貧困対策法・大綱の見直しを受けて――市区町村の子どもの貧困調査を考える」
をテーマに、約120人のご参加をいただきました。首都圏を中心に、福島県、長野県、
愛知県、大阪府、和歌山県等からもご参加いただきましたこと、お礼申し上げます。

参加者は、行政関係者、自治体議員、NPO職員、子ども食堂・学習支援・保育関係者、
学生など、多様な立場の方々がご参加くださいました。子どもの貧困対策法の改正に
より、市町村の子どもの貧困対策計画の策定が努力義務となる中、これまでに増して、
行政の子どもの貧困対策ご担当者、議員の方々にご参加をいただくことができました。
また、自治体がなぜ、どのように調査をすべきか、また実施した調査を子どもの貧困
対策の推進にどのように活かしていくのか等、このテーマへの参加者の関心の高さが
うかがわれました。

ご報告は、以下の通りです。
※当日資料を「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークHPに掲載いたしており
ますので、ご参照ください。

●自治体による報告①
富永なつ美さん/鹿児島市 こども福祉課
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_kagoshimashi.pdf

●自治体による報告②
岩佐奈智さん/越前市 子ども福祉課
橋本達昌さん/越前市 要保護児童対策地域協議会 会長
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_echizenshi.pdf

●自治体による報告③
増井賢一さん/世田谷区 子ども・若者部子ども家庭課
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_setagayaku.pdf

●報告 自治体が調査を実施することの意味
山野良一さん/沖縄大学教授
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_yamano.pdf

●報告 子どもの貧困調査研究コンソーシアムについて
阿部彩さん/首都大学東京教授
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_abe.pdf

●プログラム
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200202dai11kaijohokoukankai_program.pdf

参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。

・何のために調査をするのか、目的は何か、政策づくり、だれのための政策か、とい
うことが問われると感じました。

・貧困の要因は様々な社会的要因がある中で、クリティカルな施策というものはなく、
やはり様々な施策を打ち出す必要性があり、行政内部の連携が非常に重要だと感じた。

・各地の取り組みや苦労話を聞けて、子どもの貧困対策担当として自治体で取り組ん
でいる自分の励みにもなりました。(中略)全国的に良い調査、質の高い施策が増え
るように頑張ります。

・自治体は職員の削減が進む一方で、行政への需要は増え、新しい施策に取り組む体
力がなくなってきていると感じています。そのような中でも、地域の団体や資源を活
用して取り組んでいる事例を聞くことができて本当に有効でした。

・「子どもの意見表明は一丁目一番地」(という発表)に感動しました。「対話によ
る解決を探る」にも深く同意しました。「調査自体がソーシャルアクション」をどん
どん連携して進めてほしいと思います。

・自治体が主体となって新たな取り組みをされていることを知りました。私の地元で
も住民の声として当局に届け、市の姿勢をただすことが大切だと思った。

以上、ご報告致します。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会



2020年2月2日(日)第11回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

水曜日, 1月 8th, 2020

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20200202dai11kaijohokoukankai.pdf

2020年2月2日(日)第11回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークでは、このたび、
第11回子どもの貧困対策情報交換会を以下のように企画いたしました。

さまざまなお立場のみなさまのご参加をお待ちしております。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会

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■第11回子どもの貧困対策情報交換会
子どもの貧困対策法・大綱の見直しを受けて
-市区町村の子どもの貧困調査を考える

2019年に改正された子どもの貧困対策法では、都道府県のみならず市区町村の対策計
画の策定が努力義務とされ、大綱でも、市区町村による実態把握の必要性がうたわれ
ています。しかしながら、計画を策定している市区町村は、まだ145、全国の1割に
も満たない状況です(2019年6月内閣府調査)。子どもの権利を尊重し、より実効性
ある計画とするためには、子どもの生活実態にもとづき策定されることが不可欠です。
2020年、子どもの貧困対策のあたらしいステージに向け、市区町村の子どもの生活実
態調査について考え合いたいと思います。

【日時】 2020年2月2日(日)13:30~16:30(開場13:00)

【場所】 日本教育会館 8階第2会議室
東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2/道案内専用電話 03‐3230‐2833
地下鉄神保町駅・竹橋駅徒歩5分、九段下駅徒歩7分
http://www.jec.or.jp/koutuu/

【定員】120人(定員に達ししだい、締め切ります)

【資料代】 500円(可能な方より・学生無料)

【プログラム(予定)
・自治体による報告

富永なつ美さん/鹿児島市 こども福祉課
岩佐奈智さん/越前市 子ども福祉課
橋本達昌さん/越前市 要保護児童対策地域協議会 会長
増井賢一さん/世田谷区 子ども・若者部子ども家庭課

・自治体が調査を実施することの意味/山野良一さん(沖縄大学教授)

・子どもの貧困調査研究コンソーシアムについて/阿部彩さん(首都大学東京教授)

【お申し込み】
参加ご希望の方は、以下のフォームより、1月31日(金)までにお申し込みください。

https://www.kokuchpro.com/event/ecp20200202/

※フォームからお申し込みができない場合は、件名に【情報交換会申込】と
明記のうえ、①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を
ご記入いただき、次のアドレス宛にお申し込みください。

mail@end-childpoverty.jp

★当日参加も歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
★定員に達ししだい、受付を締め切ります。

■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団

★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp



2019年12月7日(土)第3回子どもの貧困を考える映画会を開催致しました

土曜日, 12月 7th, 2019

市民の皆様に「子どもの貧困」について広く・深く考えていただく機会として開催し
てきた映画会ですが、3回目となる今回は、こども食堂を舞台に、児童虐待、里親、
子どもの貧困、ひとり親世帯などをテーマにした映画、『こども食堂にて』を上映し
ました。

また映画の上映前には、東京都板橋区で活動される「まいにち子ども食堂高島平」の
六郷伸司さんと、東京都調布市で活動される「こども食堂かくしょうじ」の細川真彦
さんとのミニトークも実施しました。

参加者は、行政関係者、自治体議員、NPO職員、子ども食堂関係者、教職員、児童養
護施設職員、学生、PTA関係者、研究者など、多様な立場の方々が約90人にもおよ
びました。参加者の中には、子ども食堂に関わってみたいと思われている方や、児童
養護施設や貧困状態にある子どもの支援に関わっている方もいらっしゃり、“社会的
養護を必要とする子どもたち、その親、彼らを支えようとする大人たちを描いた作品
を通じて、改めて私たち一人ひとりにできることを考える機会となったようです。

なお、ミニトークに関する当日配布資料は、「なくそう! 子どもの貧困」全国ネッ
トワークHPに掲載いたしておりますので、ご参照ください。

https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_syokudo.pdf
(PDFファイル:323KB)

参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。

●ミニトークを聴いて

・子どもの遊び場、居場所がないという状況で、子ども食堂の役割は子どもにとって
それぞれなんだなあと思いました。

・子ども食堂が食の提供だけでなく、人と人とのつながりや見守ってくれる大人の暖
かさを伝えてくれる場なのだなーと感じました。

・温かい居場所とごはんをありがとうございます。温かいつながりをありがとうござ
います。

●映画を観て

・子ども食堂に興味があり、子ども食堂のあり方がとても分かりやすく描かれていて
ありがたかったです。

・生きることの基本である食事を共にすることで、生き生きとした関係が始まる、そ
んな風に感じられました。

・子どもを社会ですくうとはどういうことか、親とは何か、自分にできることとは・・
・色々考えさせられました。

・ひとりの思いは空回りしてしまうこともたくさんありますが、改めて人とつながる
ことの意味を考えさせてくれました。

・私は教員を目指している大学生です。自分が教員になり、実際現場に出たら、地域
との連携、子ども食堂と連携していきたいと、この映画をみて、考えました。

・子どものことを心から大切に思う社会を作らなくちゃ。子どものことを心から大切
に思う大人でありたい。

以上、ご報告致します。

なお、第4回 子どもの貧困を考える映画会は、2020年9月19日(土)に予定していま
す。詳細は、後日ご案内いたします。

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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2019年12月7日(土)子どもの貧困実践交流会2019を開催致しました

土曜日, 12月 7th, 2019

12月7日(土)に開催した『子どもの貧困対策実践交流会』は、「子どもの貧困対策
法・大綱の見直しを受けて――子どもの食の公的保障を考える」をテーマに、約70人
のご参加をいただきました。首都圏を中心に、四国等からもご参加いただきましたこ
と、お礼申し上げます。

参加者は、行政関係者、自治体議員、NPO職員、子ども食堂関係者、学習支援関係者、
学童保育指導員、研究者など、多様な立場の方々がご参加くださりました。“食”と
いう誰にとっても身近なテーマを切り口に、1日3食を学校や学童保育の現場でどう公
的に保障すべきか、このテーマへの市民の関心の高さがうかがわれました。

ご報告は、以下の通りです。
※当日資料を「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークHPに掲載いたしており
ますので、ご参照ください。

●実践報告①We CAN! 中学生みんなが食べられる温かい給食
清水亜希子さん・斉木千夏さん/中学校によりよい給食とどけ隊@町田
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_machida.pdf
(PDFファイル:1MB)

YouTube動画
「町田もやろうよ! 中学校全員給食 」中学校によりよい給食とどけ隊at町田

●実践報告②学校で朝食サポート
梶谷優子さん/福岡市スクールソーシャルワーカー
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_kajitani.pdf
(PDFファイル:4MB)

●実践報告③公立学童保育で夏休みに給食 14年の実績と課題
沼尻俊彦さん/埼玉県越谷市職員組合委員長
伊藤二矢さん/埼玉県越谷市給食調理員
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_numajiri.pdf
(PDFファイル:6MB)

●実践報告④素顔の見える定時制高校の夜間給食
佐藤 元さん/定時制高校教員
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_sato.pdf
(PDFファイル:820KB)

●特別報告 1日3食×365日!
六郷伸司さん/まいにち子ども食堂高島平
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_syokudo.pdf
(PDFファイル:323KB)

●プログラム
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191207jissenkouryuukai_program.pdf
(PDFファイル:18MB)

参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。

・子どもの貧困。まだまだ単に“食事ができない”という現象だけが一人歩きしてし
まっている世の中だと思います。しかし、その背景には、自治体の財政状況はじめ地
域性、家庭の状況、子どもの心理など様々な要因があることが、改めて分かりました。

・「心の貧困は周囲で阻止できる」「食べ物をもらえる=生きていてよいのだよ、と
のメッセージ」に共感しました。

・家庭のあり方が色々変化する中で、食の大切さを伝えるルートを社会全体で支えて
いくことが大切であると改めて感じることができました。

・こんなにも毎日の食事で子ども達が困難な状況にあるのかと暗たんたる思いだが、
それにちゃんと着目して働きかけ、状況を変えようとしている人の熱い思いに励まさ
れた。子どもの人権の保障、生きるということの保障は大人、社会、国の責任だと思
う。

・行政側は先進事例があればしぶしぶでも動くものです。素晴らしい取り組みの数々
を持ち帰り、これから政策提言にはげんでまいりたいと思います。

以上、ご報告致します。

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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2019年12月7日(土)第3回子どもの貧困を考える映画会を開催致します

水曜日, 11月 27th, 2019

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20191207eigakai.pdf

2019年12月7日(土)第3回子どもの貧困を考える映画会を開催致します

■第3回 子どもの貧困を考える映画会

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークでは、市民の皆様に「子どもの貧困」について広く・深く考えていただく機会を提供することを目的として、映画会を開催してまいりました。

3回目となる今回は、こども食堂を舞台に、児童虐待、里親、子どもの貧困、ひとり親世帯などをテーマにした映画、『こども食堂にて』を上映します。
社会的養護を必要とする子どもたち、その親、彼らを支えようとする大人たちを描いたこの作品を観ながら、改めて私たち一人ひとりにできることを考えてみませんか。

皆様、ぜひお誘い合わせのうえご参加下さい。

【日時】2019年12月7日(土)18時30分〜20時30分(開場18時00分)

【場所】東京・調布市文化会館たづくり 8階 映像シアター

東京都調布市小島町2-33-1

https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=844

【プログラム】

〇ミニトーク
・六郷伸司さん/まいにち子ども食堂高島平
・細川真彦さん/こども食堂かくしょうじ。

〇映画会『こども食堂にて』

【定員】 100人

【参加費】 無料

【お申し込み】
参加ご希望の方は、以下のフォームより、
12月6日(金)までにお申し込みください。

https://www.kokuchpro.com/event/ecp20191207eigakai/

※フォームからお申し込みができない場合は、
件名に【映画会参加申込】と明記のうえ、①お名前、②お立場・ご所属、
③お住まいの都道府県、④電話番号 ⑤映画会参加の有無をご記入いただき、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp
★定員に達ししだい、受付を締め切ります。
★当日参加も歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。

■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■協力:若者の再出発を支えるネット

★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp



2019年12月7日(土)子どもの貧困対策実践交流会2019を開催致します

水曜日, 11月 27th, 2019

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20191207jissenkouryuukai2019.pdf

2019年12月7日(土)子どもの貧困対策実践交流会2019を開催致します

■子どもの貧困対策実践交流会2019
子どもの貧困対策法・大綱の見直しを受けて
――子どもの食の公的保障を考える

今年6月に子どもの貧困対策法が改正され、子供の貧困対策大綱も年内に
改定される見通しです。大綱案では、「学校給食を通じた子供の食事・
栄養状態の確保」や「食育の推進に関する支援」についてふれられていますが、
民間での子ども食堂などの広がりの一方で、公的な子どもの食保障については、
まだまだ十分とはいえないのではないでしょうか?
特に、すべての子どもを対象にした食保障という視点から、
各地の実践報告をふまえ、学校教育や学童保育の場での公的な食保障について、
考え合いたいと思います。

【日時】2019年12月7日(土)14時~17時(開場13時30分)
【場所】東京・調布市 総合福祉センター 2階202・203会議室

182-0026 東京都調布市小島町2丁目47-1
※京王線・調布駅南側 徒歩3分/グリーンホール南に隣接
https://cosite.jp/town/facility/fukushicenter/535/chofushougai

【プログラム(予定)】
実践報告 14:10~15:50
・We CAN! 中学生みんなが食べられる温かい給食
清水亜希子さん・斉木千夏さん/中学校によりよい給食とどけ隊@町田

・学校で朝食サポート
梶谷優子さん 福岡市スクールソーシャルワーカー

・公立学童保育で夏休みに給食 14年の実績と課題
沼尻俊彦さん/埼玉県越谷市職員組合委員長
伊藤二矢さん/埼玉県越谷市給食調理員

・素顔の見える定時制高校の夜間給食
佐藤 元さん/定時制高校教員

16:00~17:00
特別報告 1日3食×365日!
六郷伸司さん/まいにち子ども食堂高島平

会場からの質疑・応答

【お申し込み】
参加ご希望の方は、以下のフォームより、12月6日(金)までにお申し込みくださ
い。
https://www.kokuchpro.com/event/ecp20191207/

※フォームからお申し込みができない場合は、件名に【実践交流会申込】と
明記のうえ、①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を
ご記入いただき、次のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp

★当日参加も歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
★定員に達ししだい、受付を締め切ります。

★同日、18時30分より、本会場近くの調布市文化会館たづくりにて、第3回子どもの
貧困を考える映画会(上映作品「こども食堂にて」)を開催いたします。
ミニトーク
・ 六郷伸司さん/まいにち子ども食堂高島平
・ 細川真彦さん/こども食堂かくしょうじ

なお、実践交流会終了後18時まで、本会場を休憩場所としてご利用いただけます。

■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■協力:若者の再出発を支えるネット
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団

★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp



2019年7月19日(金)【要望書】子供の貧困対策大綱見直しに向けて

金曜日, 7月 19th, 2019

私たち「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会では、

子どもの貧困対策法改正に向けて、政策提言を行ってきました。

6日19日に改正子どもの貧困法が公布され、3カ月以内には施行されるため、

現在、政府は子供の貧困対策大綱の見直しに向けた作業を進めています。

そのため、私たち世話人会では、大綱の見直しに向けた要望書を作成しました。

 

子供の貧困対策大綱の見直しに向けて

https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/07/20190719taikou_minaoshi_youbou.pdf

 

これは、これまでの活動の蓄積のなかから、ネットワークご参加のみなさんの

声や要望をもとに、まとめたものです。今後、この要望書は、大綱見直しの

担当省庁である内閣府や、内閣府が主催する有識者会議の構成員の方々に、

市民の立場からの要望としてお届けしたいと思います。

 

子どもの将来だけでなく「現在」も改善すること、

子どもの権利条約の精神にのっとり子どもの意見が尊重されること等が

明記された改正法の趣旨にそった大綱となるように、これからも市民の声を

発信し、届けていきます。引き続き、どうぞお力添えください。

 

 

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会

 

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

 

TEL     070-6576-3495(電話番号が変わりました)

E-mail  mail@end-childpoverty.jp

HP      https://end-childpoverty.jp

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2019年6月8日(土)第10回子どもの貧困対策情報交換会を開催致しました

水曜日, 6月 19th, 2019

6月8日(土)に開催した『第10回子どもの貧困対策情報交換会』は、「子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて2-子ども虐待への対応と児童相談所改革-」をテーマに、約60人のご参加をいただきました。首都圏を中心に、関西等からもご参加いただきましたこと、お礼申し上げます。

 

参加者は、行政関係者、自治体議員、児童養護施設関係者、NPO職員、学生など、多様な立場の方々がご参加くださりました。児童虐待死亡事件が報道される中、また区立の児童相談所設置の動きが進む中、児童相談所が子どもの命と権利を守るとともに、家族を支援する機関としてどうあるべきか、このテーマへの市民の関心の高さがうかがわれました。

 

ご報告は、以下の通りです。

 

  • 講演:子ども虐待への対応と児童相談所改革

川松亮さん/明星大学常勤教授・元児童相談所児童福祉司

 

  • トーク&トーク

川松亮さん & 高橋亜美さん/アフターケア相談所 ゆずりは所長

 

なお、講演に関する当日配布資料は、「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークHPに掲載いたしておりますので、ご参照ください。

https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/06/20190608dai10kaijohokoukankai_kawamatsu.pdf

(PDFファイル:2MB)

 

参加者からのご感想の一部をご紹介いたします。

・虐待まわりの情勢がめまぐるしく変化する中、実際に対応される児童相談所の課題が整理できてよかったです。

・現場で子どもと関わっていくことやその中で専門性を磨いていくことの大切さを改めて感じました。

・児童養護施設職員も児童相談所職員と同様、勤続年数が少なく大きな課題です。性的虐待の話でもでましたが、やはりそこを見抜ける、気づけるところまでいくのが難しいのかも。

・児童相談所の「18歳まで」の年齢制限に現代の社会状況の合わなさを感じ、法改正されるといいなと思いました。

・現在、虐待の事件が多く報道される中で、児童相談所職員への非難が集中しているが、川松さんの話を聞き、一機関をやり玉にあげることなく、地域全体や個々が改善していく点が多々あると感じた。

 

以上、ご報告致します。

 

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会



2019年6月13日(木)【改正法成立】子どもの貧困対策法衆参両院で可決・成立

月曜日, 6月 17th, 2019

6月6日の衆議院本会議で可決された子どもの貧困対策法改正案は、
昨日6月12日の参議院本会議でも可決され、改正子どもの貧困対策法が成立しました。

★改正子どもの貧困対策推進法
衆議院法制局サイトより
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/housei/html/h-shuhou198.html#hou13

★衆議院内閣委員会決、子どもの貧困対策に関する決議
衆議院サイトより+添付します
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Ketsugi/naikakuD38900D70F500AC049258416000B78F3.htm
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/06/20190531shugiin_ketsugi.pdf

★参議院の附帯決議
参議院サイトより(6月12日午前現在、未掲載)+添付します
http://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/current/futai_ind.html
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2019/06/20190611sangiin_futaiketsugi.pdf

これまで、法改正に向け、
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークとしても、世話人が中心となり、
公益財団法人あすのばや研究者等とともに、国会議員に働きかけてきました。

国連子どもの権利条約の採択から30周年、日本の批准25周年の節目の年に、
子どもの貧困対策法の目的に「児童の権利に関する条約の精神にのっとり」と
明記され、その基本理念に子どもの「意見が尊重され、その最善の利益が
優先し考慮され」と記されることは、たいへん意義深いと考えます。

この後続く内閣府による大綱見直しに向けても、
成立した改正子どもの貧困対策法に込められた理念・政策が具体化されるよう、
子どもたち・家族・支援者・市民の声、研究的知見を届け続けていく必要が
あります。引き続き、みなさんのご協力、よろしくお願いいたします。

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会



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