10月24日(土)子どもの貧困対策実践交流会を開催致しました

水曜日, 11月 25th, 2015

10月24日(土)子どもの貧困対策実践交流会2015を開催致しました

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10月24日(土)に、子どもの貧困対策実践交流会2015
「地域に根ざした子どもの貧困対策を考える ~地域のつながり・居場所創りの実践に学ぶ~」を大田区の嶺町集会室にて開催いたしました。

当日は秋晴れの好天にも恵まれ、首都圏のみならず、北海道、新潟、長野、大阪、福岡など全国から約100名の方にご参加いただきました。参加者の中には高校生、大学生、社会人1年目の方などの参加も見られ、子どもの貧困問題への関心が若い世代にも広まっているということを再認識する場ともなりました。

午前の基調講演では、中嶋 哲彦さん(名古屋大学大学院教授/「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人)からお話を頂きました。午後の全体会では、畠山 由美さん(NPO法人 だいじょうぶ 代表)、鈴木 稜さん(NPO法人 ビーンズふくしま 副理事長)、森田 真希さん(NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 代表理事)からそれぞれのご活動についてご報告を頂いた後、3つテーマで分科会を開催致しました。全体会の報告を受け、参加者のみなさんからの実践報告や報告者への質問など、活発に意見交換がなされておりました。分科会後の総括として、静岡県立大学国際関係学部教授の津富宏さんにお話を頂きました。終了後には会場で懇親会を開催し、軽食を囲んだ緩やかな交流の時間となりました。

ご参加頂いた方からは以下のようなご感想を頂きました。
・「様々な形での活動のお話を聞けて参考になった。地域により行政との関わりもそれぞれで興味深かった。」
・「報告頂いた実践が”斬新”だと思えるほど、周りの人同士のつながり・助け合いが少なくなっている今のほうが、よっぽど変なのかもしれないと思った。」
・「各地で子ども達のことを見守り、奮闘、実践されている人達と出会うことができパワーをもらいました。」
・「学習支援にとどまらず、報告にあったような居場所づくりの必要性を感じた。生きたかかわりを通して社会への働きかけも重要であると考えた。」
・「子ども食堂を始めようと検討中で、実践報告が参考になりました。」(複数)

ご報告頂いたみなさま、ご参加頂いたみなさまには、改めて御礼申し上げます。

★当日の資料を以下からダウンロード頂けます。

○基調講演
・中嶋 哲彦さん(名古屋大学大学院教授/「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人)
「貧困を生み出し押しつけるメカニズムからの自己解放」
★当日レジュメ資料PDF(252KB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-nakajima.pdf

○全体会報告
・森田 真希さん(NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 代表理事)
「古くて新しい支え合いのカタチ-「また明日」の取り組みと実践-」
★当日レジュメ資料PDF(9MB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-morita.pdf

・畠山 由美さん(NPO法人 だいじょうぶ 代表)
「子ども支援の現場から ~「ひだまり」の取り組み~」
★当日レジュメ資料PDF(2MB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-hatakeyama.pdf

・鈴木 稜さん(NPO法人 ビーンズふくしま 副理事長)
「子どもの貧困と向き合う 貧困家庭へのアウチリーチ実践報告 学習支援の向こう側を目指して」
★当日レジュメ資料PDF(272KB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-suzuki1.pdf
★当日報告資料PDF(1MB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-suzuki2.pdf

○総括
・津富 宏さん(静岡県立大学国際関係学部教授/特定非営利活動法人青少年就労支援ネットワーク静岡 理事長/一般社団法人静岡学習支援ネットワーク 理事長)
★当日発言要旨PDF(133KB)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/11/20151024jissenkouryuukai2015-tsutomi.pdf

【今後の予定】
2016年1月16日(土) 第3回 子どもの貧困対策情報交換会(筑波大学東京キャンパス・茗荷谷)

以上、ご報告させて頂きます。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会



10月24日 (土)子どもの貧困対策実践交流会での資料コーナーと分科会発言のご案内

月曜日, 9月 28th, 2015

10月24日(土)の子どもの貧困対策実践交流会について、
補足してご案内いたします。

https://end-childpoverty.jp/archives/2428

■会場に資料配布・活動紹介コーナーを設ける予定です。
当日、ご自身の活動について紹介を希望される方は、
団体パンフレット等の資料をご持参ください。
※ご持参頂く部数に指定はありませんので、ご用意可能な部数をお持ち下さい。
また、活動紹介ポスター等の掲示用にホワイトボードを少数ですがご用意します。
掲示をご希望の方は、本メール最下部のアドレスまでメールにてお申し出ください。

■また、全体会でのお三方からのご報告の後に、
90分の分科会の時間を設け、
実践事例の紹介や課題について話し合う予定です。

○分科会テーマ
第1分科会:地域での世代を越えた支え合いづくりの実践
子ども、親、高齢者、地域住民の誰もが立ち寄れる居場所づくり・関わりづくりにつ
いて
コメンテーター:森田 真希さん(NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 代表理事)

第2分科会:地域での親子支援・虐待予防の実践
地域で困難を抱えた親子に寄り添った生活の支援、虐待の早期発見・解決・予防のた
めの支援について
コメンテーター:畠山 由美さん(NPO法人 だいじょうぶ 代表)

第3分科会:子ども・若者の居場所/地域とのつながりづくりの実践
地域で困難を抱えた子ども・若者の居場所づくりや社会参加を支える支援について
コメンテーター:鈴木 稜さん(NPO法人 ビーンズふくしま 副理事長)

この分科会の時間を利用し、子どもの貧困対策に関する様々な活動の
紹介・交流をしたいと考えております。分科会でご自身の団体の活動について
5分程度での紹介をご希望の方は、下記のアドレスまでメールにてお申し込み
ください。

★活動紹介の掲示/分科会での活動紹介をご希望の方は、10月19日(月)までに
下記アドレスまでメールでお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp

なお、お申し込み多数の場合には、人数の調整をさせていただく場合があります。

以上、宜しくお願い致します。

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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10月24日(土)子どもの貧困対策実践交流会を開催致します

木曜日, 9月 24th, 2015

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20151024jissenkouryuukai2015.pdf

10月24日(土)子どもの貧困対策実践交流会を開催致します

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークでは、この度、
「子どもの貧困対策実践交流会」を以下のように企画致しました。
さまざまなお立場のみなさまのご参加をお待ちしております。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会

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■子どもの貧困対策実践交流会2015
テーマ:地域に根ざした子どもの貧困対策を考える
~地域のつながり・居場所創りの実践に学ぶ~

2013年6月の法律成立から、早くも2年が経過しました。
現在、地方公共団体では、子どもの貧困対策計画の策定
が進みつつあります。こうした動きの一方で、
各地に子ども食堂の活動が広まるなど、行政・民間団体・市民
それぞれによる、地域での子どもの貧困解決に向けた取り組みが
活発になっています。

そこで、今回は、地域のつながり創り・居場所創りを実践している
3つの団体(東京・栃木・福島)からご報告を頂きます。
また、分科会ではご参加の皆様からの実践報告もお伺いしながら、
「地域で求められる・地域に根ざした子どもの貧困対策」について
ご一緒に考えたいと思います。

日時:2015年10月24日(土)
10時30分~16時30分(10時開場)※17時~会場にて懇親会

会場:大田区 嶺町集会室(みねまちしゅうかいしつ)
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/tokubetsushucchoujo/minemachi_tokubetsu.html
※嶺町集会室は、嶺町特別出張所、嶺町文化センターと同じ建物になります。
住所:〒145-0072 東京都大田区田園調布本町7番1号
電話:03-3721-5532

最寄駅:
○東急池上線 雪が谷大塚駅下車 徒歩約7分
○東急多摩川線 沼部駅下車 徒歩約10分
○東急東横線/目黒線/多摩川線 多摩川駅下車 徒歩約15分

【最寄駅からの道順(Googleマップ)】
○雪が谷大塚駅からの嶺町集会室への道順(徒歩約7分・650m)
https://goo.gl/maps/mwKSXKn7iNM2
○沼部駅から嶺町集会室への道順(徒歩約10分・700m)
https://goo.gl/maps/C214dNxTMKo
○多摩川駅から嶺町集会室への道順(徒歩約15分・1.2km)
https://goo.gl/maps/wsHe6aospT32

定員:150名
資料代:500円(可能な方より・学生無料)

★参加ご希望の方は、件名に【実践交流会申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号、⑤懇親会の参加希望
をご記入いただき、10月22日(木)までに、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp

★当日参加歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。

■プログラム
○基調講演
・中嶋 哲彦さん(名古屋大学大学院教授/「なくそう!子どもの貧困」全国ネット
ワーク世話人)
「貧困を生み出し押しつけるメカニズムからの自己解放」

○全体会
報告者:
・森田 真希さん(NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 代表理事)
「古くて新しい支え合いのカタチ-「また明日」の取り組みと実践-」
・畠山 由美さん(NPO法人 だいじょうぶ 代表)
「子ども支援の現場から ~「ひだまり」の取り組み~」
・鈴木 稜さん(NPO法人 ビーンズふくしま 副理事長)
「子どもの貧困と向き合う 貧困家庭へのアウチリーチ実践報告 学習支援の向こう側を目指して」
コメンテーター:
・津富 宏さん(静岡県立大学国際関係学部教授/特定非営利活動法人青少年就労支
援ネットワーク静岡 理事長/一般社団法人静岡学習支援ネットワーク 理事長)

○分科会
第1分科会:地域での世代を越えた支え合いづくりの実践
子ども、親、高齢者、地域住民の誰もが立ち寄れる居場所づくり・関わりづくりについて
コメンテーター:森田 真希さん(NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 代表理事)

第2分科会:地域での親子支援・虐待予防の実践
地域で困難を抱えた親子に寄り添った生活の支援、虐待の早期発見・解決・予防のための支援について
コメンテーター:畠山 由美さん(NPO法人 だいじょうぶ 代表)

第3分科会:子ども・若者の居場所/地域とのつながりづくりの実践
地域で困難を抱えた子ども・若者の居場所づくりや社会参加を支える支援について
コメンテーター:鈴木 稜さん(NPO法人 ビーンズふくしま 副理事長)

★終了後17:00から同会場にて、懇親会を開催致します。
(会費1,000円程度を予定しています)

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■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団

★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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6月7日(日)第2回子どもの貧困対策情報交換会を開催致しました

土曜日, 6月 20th, 2015

6月7日(日)第2回子どもの貧困対策情報交換会を開催致しました

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6月7日(日)に、第2回「子どもの貧困対策」情報交換会
「子どもの貧困対策を考える―学校・地域の視点から」を開催いたしました。

当日は好天にも恵まれ、首都圏のみならず、北海道、青森、新潟、愛知、大阪、広島、福岡など全国からご参加いただきました。市民のお立場のほか、学生、NPOスタッフ、地方議会議員、高校・大学教員、スクールソーシャルワーカー、教育委員会、研究者、自治体職員、保育士、医師、看護士、団体職員、報道関係者など、160人にのぼる様々なお立場の方々にご参加を頂きましたことに、心よりお礼申し上げます。

現在、各種メディアで「子どもの貧困」問題が取り上げられる機会は増えましたが、今一度原点に立ち返る意味で、第1部では改めて「子どもの貧困」について考える機会を設けさせて頂きました。第1部についての参加者からのご感想では、「子どもの貧困について自分ではわかったつもりでいたが、講演を聞き、子どもの貧困・貧困の捉え方について、自分の頭の中を整理できた。」といった感想を多く頂きました。

また第2部では、大綱に明記された「学校をプラットフォームとした貧困対策」について考えるために、学校現場で活動をされてきたお二方にご報告を頂きました。「学校のありかたや学校との連携の仕方、SSWの役割の重要性について考えさせられ、大変刺激になった。」という主旨の感想を多数頂きました。

〇基調講演 「あらためて考える 子どもの貧困 」
松本 伊智朗さん(北海道大学教育学研究院 教授)
★当日レジュメはこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/06/20150607dai2kaijohokoukankai-matsumoto.pdf

○シンポジウム 「学校をプラットフォームとした貧困対策とは?」

報告者1:西牧 たかねさん 元公立中学校教諭/若者の再出発を支えるネット
★当日報告要旨はこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/06/20150607dai2kaijohokoukankai-nishimaki.pdf

報告者2:金澤 ますみさん 桃山学院大学/学校現場でスクールソーシャルワーカーとしても 活動
★当日報告要旨はこちらからダウンロード頂けます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2015/06/20150607dai2kaijohokoukankai-kanazawa.pdf

★今後の予定
2015年 10月24日(土) 子どもの貧困対策実践交流会
2016年 1月 第3回 子どもの貧困対策情報交換会

以上、ご報告させて頂きます。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会



6月7日(日)第2回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

土曜日, 5月 9th, 2015

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20150607dai2kaijohokoukankai.pdf

6月7日(日)第2回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

2013年6月の法律成立から早くも2年目を迎えようとしています。「子どもの貧困」という言葉が定着しつつありますが、その使われ方や理解のされ方は様々です。そこで、第1部では、そもそも「子どもの貧困」とは?をテーマに取り上げます。貧困研究の立場からの提起を伺い、改めて、子どもの貧困について考える時間をもちます。
第2部では、教育支援を取り上げます。子どもの貧困対策では、「学校をプラットフォームとした総合的な子供の貧困対策の展開」が重点施策として盛り込まれていますが、学校をプラットフォームにした子どもの貧困対策とは、いったいどういうことなのでしょうか?皆様とご一緒に考えたいと思います。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会

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■第2回子どもの貧困対策情報交換会
テーマ:「子どもの貧困対策を考える-学校・地域の視点から」

日時:2015年6月7日(日)13時00分~16時30分(12時30分開場)

会場:武蔵野プレイス 4階 フォーラム
東京都武蔵野市境南町2-3-18/JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口 徒歩1分
電話:0422-30-1905
アクセス:http://www.musashino.or.jp/place/_1205.html

定員:100名
資料代:500円(可能な方より・学生無料)

★参加ご希望の方は、件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号、をご記入いただき、
6月5日(金)までに、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp

■当日参加歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
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■プログラム(予定)
○第一部 基調講演 「改めて考える 子どもの貧困 」
松本 伊智朗さん(北海道大学教育学研究院 教授)
○第二部 シンポジウム 「学校をプラットフォームとした貧困対策とは?」
ゲスト:西牧 たかねさん(元公立中学校教諭/若者の再出発を支えるネット)
    金澤 ますみさん(桃山学院大学/学校現場でスクールソーシャルワーカーとしても活動)
コメンテーター:松本 伊智朗さん(北海道大学教育学研究院 教授)
※当日11:00~12:00同会場にて2015年度総会を開催致します。総会はどなたでもご参加頂けます。
内容:2014年度活動報告/2015年度活動方針/秋の実践交流会について
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■主催:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
■助成:公益財団法人 キリン福祉財団
★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp

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リーフレットを改定いたしました(2015/3/3)

火曜日, 3月 3rd, 2015

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークのリーフレットを改定いたしました。
2013年の子どもの貧困対策法制定と、2014年の貧困率の発表に対応させ、
また、貧困率悪化のグラフも入り、見やすくなりました。
ぜひご活用くださいませ。

以下のリンク先からダウンロードできます。
https://end-childpoverty.jp/profile#leaflet



1月24日(土)第1回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

火曜日, 1月 6th, 2015

ご案内チラシはこちらからダウンロード頂けます

20150124dai1kaijohokoukankai.pdf

1月24日(土)第1回子どもの貧困対策情報交換会を開催致します

昨年1月に子どもの貧困対策推進法が施行されてから、はやくも1年を迎えました。
昨年8月には子どもの貧困対策法大綱が制定され、12月には京都府で子どもの貧困対
策の推進計画の中間案が策定されるなど、自治体での動きも始動しています。
今後、行政や民間でも、新たに子どもの貧困問題に取り組む個人や団体が増えていく
ことが見込まれ、改めて、子どもの貧困の可視化と有効な施策の実現が求められています。

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークでは、今後、政府・自治体、
そして各地域でどのような「子どもの貧困対策」を展開していくのか、
みなさまとご一緒に情報を共有し、率直に意見交換しながら考える場・
ネットワーキングの場として、法律の施行月(1月)、制定月(6月)の年に2回
「子どもの貧困対策情報交換会」を、また年に1回「子どもの貧困対策実践交流会」
(10月予定)を開催してまいりたいと思います。

昨年12月の準備会をもとに、第1回「子どもの貧困対策情報交換会」を以下のように
企画致しました。 さまざまなお立場のみなさまのご参加をお待ちしております。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会

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■第1回子どもの貧困対策情報交換会
テーマ:「なぜ見えない?子どもの貧困」

日時:2015年1月24日(土)13時30分~16時30分(13時開場)

会場:緑が丘文化会館 本館 第三研修室
東京都目黒区緑が丘二丁目14番23号/東急東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩約7分
電話:03-3723-8741
アクセス:https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/kyoiku_shisetsu/midorigaoka/access.html

定員:100名
資料代:500円(可能な方より・学生無料)

★参加ご希望の方は、件名に【情報交換会申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号、をご記入いただき、
1月22日(木)までに、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp

■当日参加歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。

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■プログラム(予定)
○第一部
・子どもの貧困対策についての報告

報告①京都府子どもの貧困対策計画の策定と市民の取り組み
村井琢哉さん(NPO法人山科醍醐こどものひろば理事長・京都府「子どもの貧困対策検討会」委員)
報告②学校をプラットフォームにした子どもの貧困対策
末富芳さん(日本大学文理学部准教授・内閣府「子どもの貧困対策に関する検討会」委員)
報告③小児医療機関における子どもの貧困への取り組み
武内一さん(耳原総合病院小児科医・佛教大学社会福祉学部教授)

~休憩~
○第二部
・若者発言
・第一部のテーマ別分科会
・分科会報告
・第一部報告者からの発言

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★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp

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12月7日(日)「子どもの貧困対策」情報交換会・準備会を開催致します

水曜日, 11月 5th, 2014

★ご案内チラシはこちらからダウンロードできます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2014/11/20141207jyunbikai.pdf

「子どもの貧困対策」情報交換会・準備会を開催致します

今年1月に子どもの貧困対策推進法が施行されてから、
はやくも1年をむかえようとしています。先月10月には、
京都府で子どもの貧困対策の推進計画策定に向けて検討会が
開催されるなど、自治体での動きも始動しています。

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークでは、今後、
政府・自治体、そして各地域でどのような「子どもの貧困対策」を展開
していくのか、みなさまとご一緒に情報を共有し、率直に意見交換し
ながら考える場(仮称:情報交換会)を持っていきたいと考えております。
そこで、次のような準備会を開催いたします。
準備会では、今後、定期的・恒常的にどのような情報交換会を開催していくか
みなさまと一緒に考えたいと思います。
さまざまなお立場のみなさまのご参加をお待ちしております。

ご参加が難しいみなさまにおかれましては、自治体や地域、民間団体
等での新たな動きがありましたら、ぜひ代表アドレスまで情報をお寄せ
ください。宜しくお願いいたします。

なお、準備会ののち、第1回子どもの貧困対策情報交換会(仮称)は、
1月下旬を予定しております。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会

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■「子どもの貧困対策」情報交換会・準備会

日時:2014年12月7日(日)
13時開場 13時30分~16時30分(予定)
会場:立教大学 12号館3・4会議室(地下1階です)
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1/池袋駅西口より徒歩約12分
立教大学へのアクセス:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
キャンパスマップ:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

定員:50名
参加費:無料

★参加ご希望の方は、件名に【準備会申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号、をご記入いただき、
11月30日(日)までに、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp
■当日参加歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
■当日配布資料をご用意いただける方は、50部程度ご持参ください。

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■プログラム(予定)
・世話人会より挨拶
・参加者自己紹介、ご自身や関わる分野・地域などの取り組みについての紹介
・「子どもの貧困対策」情報交換会への意見・要望など
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★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp

★メーリングリスト加入ご希望の方はHP から
https://end-childpoverty.jp
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6月30日(月)パブリックコメント/子どもの貧困対策法「大綱案に盛り込むべき事項」意見提出のご報告

月曜日, 6月 30th, 2014

 「大綱案に盛り込むべき事項(意見の整理)」に対する意見

2014年6月30日
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会
共同代表:平湯真人、湯澤直美、三輪ほう子
TEL:070-6576-3495/E-mail: mail@end-childpoverty.jp

 

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人会は、
内閣府の実施する「子どもの貧困対策に関する検討会」意見の整理「大綱案に盛り込むべき事項」に
対する意見募集について、以下の意見を提出致しましたので、ご報告致します。

 

私たちは、各施策に共通する大綱の在り方に関して意見を述べます。

 

意見その1.子どもの貧困の改善目標の設定

本法律は、「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図る」ことを目的とするものであり、その立法の意義は誠に大きいものと思われます。
私たちは、この法律が子どもの貧困の解消に有効に機能するよう、以下のような具体的な数値目標を設定することを求めます。
(1) 2023年までに子どもの相対的貧困率を8%に半減させること。
(2) 2023年までにひとり親世帯の相対的貧困率を25%に半減させること。
(3) 2023年までに子どもの物質的剝奪率を4%に半減させること。
上記(1)と(2)の目標は、厚生労働省が2011年に発表した相対的貧困率の値をもとにしています。他方、日本では、年間所得をもとに算定される相対的貧困率では貧困の状況が的確に把握できないとの指摘があるものの、物質的剝奪の状況をとらえる指標も採用されていません。相対的貧困率と物質的剝奪状況の把握を併用することで、子どもの貧困状況を的確にとらえられるはずです。
ユニセフイノチェンティ研究所他著「先進国における子どもの幸福度――日本との比較 特別編集版」(公益財団法人 日本ユニセフ協会、2013年12月)では、「子どもの年齢と知識水準に適した本」「屋外レジャー用品(自転車やローラースケートなど)」「修学旅行や学校行事への参加費」など8品目のうち2つ以上が欠如している子どもの割合を「子どもの剝奪率」とし、国立社会保障・人口問題研究所「平成20年社会生活調査」のデータに基づいて日本の「子どもの剝奪率」を7.8%としています。当面の目標としてこれを半減させることを求めます。

意見その2.施策の検証可能性の確保

私たちは、政府に「子どもの貧困対策大綱」に記載する施策ごとに次の各事項を明記するよう求めます。
(1) 政策的に対処しようとする貧困事象について、抽象的・一般的な記述に留めるのではなく、具体的に明示すること。
(2) その貧困事象をいつまでにどのような状態になるよう改善するのかにつき、その目標像(改善目標)を明記すること。
(3) その改善のため、政府はいかなる施策を講じ、また地方公共団体にいかなる施策の実施を求めるのかを明記すること。
(4) 目標達成状況を検証し、政府の施策及びその実施状況を評価するための指標をあらかじめ明示すること。
施策を遂行し、指標をもとに各施策に対する評価・検証を踏まえて施策の改善と見直しに努めることを求めます。
また、子どもの貧困は多様な形態で広がっており、多角的な調査が求められますが、その実態把握に当たっては子どもの権利実現の立場から、正確な事実に基づくことを求めます。
たとえば、文部科学省が本年6月10日に公表した「平成26年度における就学援助実施状況調査」の結果(速報版)は、生活保護基準引き下げにともなって就学援助認定基準を引き下げ、かつ適切な措置をとらなかった市区町村は71自治体に留まったと報告しています。しかし、これは、平成25年認定基準を適用することを以って「影響が出ないように対応している」と分類した結果であり、切り下げの実態を過小評価し、子どもの貧困対策の劣化をおおいかくす可能性があると懸念されます。

意見その3.推進体制と検証について

国と地方公共団体における子どもの貧困対策の推進と検証の体制について、以下のことを求めます。
1 国における推進・検証体制
(1) 関係閣僚による「子どもの貧困対策会議」を定期的に開催すること。
(2) 有識者・当事者・支援団体等の関係者等から構成される「子どもの貧困対策審議会」を常設で設置すること。
(3) 内閣府に「子どもの貧困対策推進室」を設置し、組織的継続的な政策を推進すること。
(4) 子どもの貧困問題は領域横断的に対応を要することに鑑み、内閣府・文部科学省・厚生労働省をはじめとする「関係府省連絡会議」を機動的に開催し、適切に施策を推進すること。
(5) 内閣府・文部科学省・厚生労働省をはじめとする関係府省は、子ども・若者育成支援、社会的養護施策、ひとり親家庭支援、生活困窮者支援等、子どもの貧困対策に関連する分野とも緊密に連携し、有効な施策を講じること。
(6) 大綱に基づく施策の実施状況、目標の達成状況等を把握し、その効果等を評価するとともに、その結果を踏まえた見直しと改善に努めること。そのため、実態把握と効果測定を実施する仕組みを新たに設け、子どもの貧困対策を効果的に推進すること。
(7) 法律第7条「政府は毎年1回、子どもの貧困状況及び子どもの貧困対策の実施状況を公表しなければならない」とあるとおり、実態把握・政策効果の検証等のための「子どもの貧困白書」をWEB上で公表するほか、刊行物としても発行し、広く周知できるようにすること。
2 地方公共団体・地域における推進・検証体制
(1) 都道府県及び政令指定都市において、領域横断的な「子どもの貧困対策連絡協議会」等が組織され、子どもの貧困対策の計画づくり等が推進されるよう、国は積極的にはたらきかけるとともに、情報の提供などの支援を講じること。
(2) 都道府県のみならず市町村においても、子どもの貧困対策の担当部局等が設置されるよう、国は積極的にはたらきかけること。
(3) 地域の経済状況や少子化の実情等を踏まえ、地域の子どもの貧困の発現状況に的確に対応していくこと。
(4) 子どもの出生前(母親の妊娠期)から青少年期など社会への移行期まで、各年齢層に応じた切れ目のない支援を講じていくため、保育・教育機関、保健・医療機関、福祉機関、民間団体、企業、自治会をはじめ、地域の多様な関係者の連携・協力を確保しつつ、地域の特性に応じた実効性のある施策を推進していくこと。

意見その4.子どもの貧困問題についての学習・啓発・研修などについて

日本においては、子どもの貧困は家族の自己責任であるとの見方が根強く、いまだ子ども期に貧困にさらされる現状について、子ども・若者自身、および市民に広く理解されていません。また、子どもに関わる専門職においても十分周知されていない状況です。そのため、以下のような取り組みが必要です。
(1) 子どもの権利実現のために、子ども・若者自身が、子どもの貧困問題について学習する機会を保障すること。
(2) 国・地方自治体、企業等において啓発活動を推進すること。子どもの貧困に関する講演会や研修会の開催について、目標をもち開催状況を把握すること。
(3) 保育士等保育関係者、教師をはじめとする教職員、社会福祉士、精神保健福祉士、医師・看護師・保健師等医療関係者の養成課程において、子どもの貧困に関する教育を位置づけること。
(4) 保育士等保育関係者、教師をはじめとする教職員、社会福祉士、精神保健福祉士、医師・看護師・保健師等医療関係者ほか、子どもに関わる専門職や、自治体職員、民生委員・児童委員を対象とした研修を推進すること。



6月30日(月)迄パブリックコメント/子どもの貧困対策法「大綱案に盛り込むべき事項」意見提出の呼びかけ

木曜日, 6月 26th, 2014

6/23(月)、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
2013年度の総会を開催いたしました。
ご参加いただいたみなさま有難うございました。

また、総会ではパブリックコメントについても議題で取り上げました。
そして、パブリックコメント期間であること以前に、
法律の存在自体を知らない人が多数であり、
SNS、ツイッターをはじめさまざまな方法で
パブリックコメントへの意見提出の呼びかけを
広めましょうということで意見が一致致しました。

○内閣府「子どもの貧困対策に関する検討会」意見の整理
「大綱案に盛り込むべき事項」に対する意見募集について
http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/bosyu/20140620.html

パブリックコメント期間は6/30(月)までとなっております。
一人でも多くの方のご意見を届け、実効性のある大綱が作られるよう
皆さまソーシャルメディア等での拡散や各種MLへの転送などに
ご協力頂けますよう宜しくお願い申しあげます。

【twitterへの投稿文案】
【6/30(月)迄】内閣府がパブリックコメント/子どもの貧困対策法「大綱案に盛り
込むべき事項」募集中。大綱に貧困率削減の数値目標を明記することは不可欠です。
皆様もご意見をお寄せください。 #子どもの貧困 goo.gl/q3ps5l

【twitter】
https://twitter.com/ecpjp

【Facebookページ】
https://www.facebook.com/EndChildPovertyJapan

【公式ホームページ】
https://end-childpoverty.jp/

上記「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークのホームページや
ソーシャルメディアアカウントでも情報発信を行っていきますので、
皆様ぜひご活用ください。

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会

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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

TEL 070-6576-3495(電話番号が変わりました)
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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