12月4日(火)文部科学大臣宛て「生活保護認定基準の引き下げ撤回及び就学援助の改善・充実に関する要望」提出のご報告
水曜日, 12月 5th, 2012各位
2012年12月04日
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
共同代表 平湯真人
湯澤直美
三輪ほう子
子どもたちの学びと暮らしをこれ以上悪化させないために
「生活保護認定基準の引き下げ撤回及び
就学援助の改善・充実に関する要望」提出報告
ご存知の通り、現政権が日本の子どもたちの貧困状況を認めてからも、
子どもの貧困状況は改善されず、悪化の一途をたどっています。
このたびの生活保護基準の引き下げの動きは、それら貧困家庭における
子どもたちの学びと暮らしをさらに悪化させることに他なりません。
子どもたちの貧困問題解決のために、私どもは下記2点を要望としてまとめ、
12月4日、文部科学大臣に提出いたしました。
1 生活保護の受給を困難にする生活保護基準の引き下げを撤回させること
2 就学援助制度については、経済的に困窮する人々が利用しやすいように、必要な措置を
拡充すること
要望の詳細は添付資料をご参照下さい。
添付資料
1 「生活保護認定基準の引き下げ撤回及び就学援助の改善・充実に関する要望」
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/12/20121204seikatsuhogo_youbousyo_monka.pdf
問合せ:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
12月4日(火)財務大臣宛て「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」提出のご報告
水曜日, 12月 5th, 2012各位
2012年12月04日
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
共同代表 平湯真人
湯澤直美
三輪ほう子
子どもたちの学びと暮らしをこれ以上悪化させないために
「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」提出報告
ご存知の通り、現政権が日本の子どもたちの貧困状況を認めてからも、
子どもの貧困状況は改善されず、悪化の一途をたどっています。
このたびの生活保護基準の引き下げの動きは、それら貧困家庭における
子どもたちの学びと暮らしをさらに悪化させることに他なりません。
子どもたちの貧困問題解決のために、私どもは下記の要望を、
12月4日、財務大臣に提出いたしました。
○ 生活保護の受給を困難にする生活保護基準の引き下げをさせないこと
要望の詳細は添付資料は添付資料をご参照ください。
添付資料
1 「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/12/20121204seikatsuhogo_youbousyo_zaimu.pdf
問合せ:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
11月26日(月)厚生労働大臣宛て「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」提出のご報告
月曜日, 11月 26th, 2012各位
2012年11月26日
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
共同代表 平湯真人
湯澤直美
三輪ほう子
子どもたちの学びと暮らしをこれ以上悪化させないために
「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」提出報告
ご存知の通り、現政権が日本の子どもたちの貧困状況を認めてからも、
子どもの貧困状況は改善されず、悪化の一途をたどっています。
このたびの生活保護基準の引き下げの動きは、それら貧困家庭における
子どもたちの学びと暮らしをさらに悪化させることに他なりません。
子どもたちの貧困問題解決のために、私どもは下記2点を要望としてまとめ、
11月26日、厚生労働大臣に提出いたしました。
1 生活保護の受給を困難にする生活保護基準の引き下げを撤回すること
2 生活保護制度を経済的に困窮する人々が利用しやすいように改善すること
詳細は添付資料、並びに、10月に発表いたしました
「就学援助制度に関する調査」集計結果報告につきましてもご参照いただければ幸いです。
添付資料
1 「生活保護基準の引き下げ撤回の要望」
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/11/20121126seikatsuhogo_youbousyo.pdf
2 「就学援助制度に関する調査」集計結果報告(第一次報告)
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/10/201210syuugakuennjo_tyousa_1st.pdf
問合せ:「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
11月7日(水)第3回子どもの貧困セミナー「大阪幼児置き去り死事件-裁判傍聴を通じて見えてきたこと」を開催致します
月曜日, 10月 29th, 2012~定員に達しましたので、受付は終了しました~
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークでは、
2012年度の事業として、子どもの貧困の実態や政策動向を共有し、
子どもの貧困解決に向けてどのような取り組みが求められているかを
皆様と一緒に学びあう連続セミナーを企画しております。
9月の第2回目に続き、第3回目のセミナーを次のとおりご案内いたします。
「セミナー」のみの参加、その後の「ネットワーク会議」のみ参加、
どちらも参加、ともにOKです。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会
以下、「転送歓迎」です。――――――――――――――――――――――――
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク■主催
「子どもの貧困」を考える連続セミナー
第3回:「大阪幼児置き去り死事件」… 裁判傍聴を通じて見えてきたこと
お話:杉山 春さん(ノンフィクションライター)
日時:11月7日(水)18:30~20:20
*終了後「ネットワーク会議」20:30~21:00
場所:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念会館 第1・第2会議室
アクセスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
キャンパスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
<概要>
2010年夏、大阪のマンションの一室から、2人の幼児が衰弱死して
発見されました。母親は風俗産業で働き、夜遊びをして50日間子どもたちを
放置していたとされ、その行状への批判が渦巻きました。
2012年3月、母親である被告に懲役30年の重い刑が言い渡されています。
裁判で分かったことは、被告の生い立ち、そして必死に「いいお母さん」を
めざして子育てしていた事実でした。杉山さんは、裁判の傍聴を続け、
週刊ポスト誌に3回にわたり「ふたつのネグレクト」と題した報告を
書いています。やはり、育児放棄の事件を追った
『ネグレクト/真奈ちゃんはなぜ死んだか』(小学館文庫)で、
小学館ノンフィクション大賞(2004)を受賞しています。
「子どもの貧困」に加えて「子育ての困難」が深刻です。
「子育て」を「個人」のものとせず、地域社会全体の課題として受けとめ、
学び合う機会です。
資料代:500円 (可能な方より)
★事前申し込みが必要です
参加ご希望の方は、件名に【第3回連続セミナー申し込み】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を
ご記入のうえ、11月5日(月)までに、下記の代表メール宛てに
お申し込みください。
~定員に達しましたので、受付は終了しました~
定員:40人(定員になりしだい締め切ります)
特に参加票は発行いたしませんので、当日、会場にて、
受付・資料代のお支払いをお願いいたします。
★取材ご希望の方は、その旨と取材方法をお申し添えください
■問い合わせ・当日連絡先:080-1158-3494
【主催】
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
【助成】
独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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「就学援助に関する調査」調査結果のご報告(第一次報告)
金曜日, 10月 26th, 20122012年10月26日
「就学援助に関する調査」調査結果のご報告(第一次報告)
当ネットワーク調査チームでは昨年から就学援助に関する実態調査に取り組んできました。
このたび調査結果の集計がまとまりましたので、ご報告いたします。
この調査は各自治体における就学援助の運用や内容の実態を調査することを通して、
経済的に困難を抱える子どもと家庭にとって、より利用しやすい就学援助の制度を
提言することを目的として始めたものです。
調査は2期に分け、第1期は昨年末から今年の初めにかけて 応募いただいた協力者の方が
お住まいの自治体を訪問して調査する形をとりました。 その結果49自治体の回答が
集まりました。 ご協力いただいたみなさまには本当にありがとうございました。
その後第2期の調査では、抽出した300の自治体に調査票を送付し 今年3月を締切として
郵送調査を実施しました。 その結果151自治体から回答をいただきました。
お忙しい中をご回答いただいたみなさまには心よりお礼申し上げます。
回答集約後に、調査チームに集まっていただいたみなさまと共に検討をしてまいりました。
今回は単純集計した調査結果をご報告いたします。 こののち、さらに調査結果を分析して、
より詳しい傾向の把握をしたいと考えております。 その結果はあらためましてご報告をさせて
いただきます。 この調査結果が各自治体の就学援助の改善に結びつくように願っております。
当ネットワークでは今後とも引き続き、就学援助制度の充実/拡充に向けて関係団体と
連携した取り組みを継続する所存です。
なお、2012年10月27日(土)に行われます「就学援助 学びあいの会」で、
簡単に今回の調査結果についてご報告させていただく予定です。
みなさま、奮ってご参加ください。
●『就学援助に関する調査』集計結果 第一次報告は以下からダウンロードできます。
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/10/201210syuugakuennjo_tyousa_1st.pdf
調査チーム担当:湯澤直美、山野良一、川松亮
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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10月27日(土)「就学援助 学びあいの会」を開催致します
金曜日, 10月 12th, 20126月に刊行いたしました『元気がでる就学援助の本』
(全国学校事務職員制度研究会+「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク編、
かもがわ出版)の出版を記念し、また、その後の就学援助をめぐる現場の状況や
取り組みの進展を学びあい交流する会を行います。
折しも10月1日、経済的に困難を抱える家庭に
給食費や学用品代を補助する就学援助制度の支給対象となった小中学生は、
2011年度に156万7831人に上ったことが文部科学省の調査でわかりました。
これは、前年度より1万6748人増え、過去最多を更新しています。
調査開始時の1995年度(約76万6000人)から16年連続して増加し、
全児童生徒に占める対象者の割合も過去最多の16%となっています。
子どもたちの暮らしの実際はどうなっているのでしょうか。
ごいっしょに、子どもと家庭を支える各地の取り組みを学びあいましょう。
広い立場の方々のご参加をお待ちいたしております。
身近な実践のお持ち寄り、大歓迎です。
■日 時 10月27日(土)14:30~17:30
■場 所 がんばれ! 子供村 研修室
アクセス/JR、東京メトロ、西武池袋線、東武東上線、池袋駅徒歩10分
東京メトロ雑司が谷駅 1番出口/ 都電荒川線鬼子母神前駅 徒歩7分
都電荒川線雑司が谷駅 徒歩10分
地図 http://kodomomura.com/access.html
〒171-0032
東京都豊島区雑司ヶ谷3-12-9
■資料代:500円 (可能な方より)
■チラシはこちらからダウンロードできます
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/10/20121027syuugakuennjo_manabiai.pdf
■内容(予定)
・就学援助自治体調査報告/調査チーム
・就学援助制度の現状について/髙津圭一 福岡・公立小学校学校事務職員
・学校職員との連携――ケース会議の紹介をとおして/
大松美輪 大阪府・吹田市・和歌山市SSW
〈 各地からの発言/中3保護者会で高校学費を案内、地域にみる生活困難、
福島から、高校にも就学援助を 〉
・学校のお金の民主主義を考える/中嶋哲彦 名古屋大学大学院教授・世話人
★事前申し込みが必要です
参加ご希望の方は、件名に【就学援助学びあいの会 申し込み】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を記し、
10月25日(木)までに、下記の代表メール宛てお申し込みください。
定員45人(定員になりしだい締め切ります)
特に参加票は発行いたしませんので、
当日、会場にて、受付・資料代のお支払いをお願いいたします。
★取材ご希望の方は、その旨と取材方法(筆記、録音など)を
お申し添えください。
■問い合わせ・当日連絡先:080-1158-3494
【主催】
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
【助成】
独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
★『元気がでる就学援助の本』ご案内
チラシPDFはこちらからダウンロードできます。
<白黒版>
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/06/syuugakuennjo.pdf
<カラー版>
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/06/syuugakuennjo_color.pdf
ご購入は以下よりお願いいたします。
最寄りの書店さん、インターネット書店、
かもがわ出版ホームページ(送料無料)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/0525.html
学びサポート実態調査報告書を公表いたしました
土曜日, 9月 29th, 2012本報告書は、「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークが実施した「学びサポート実態調査」(2011年9月~2012年3月)についてまとめたものです。
学びサポートとは、ここ数年、全国的に急速な広がりを見せている低所得世帯の子どもたちへの学習支援のことです。実施主体は、行政から個人まで実にさまざまです。なくそう!子どもの貧困全国ネットワークでは、学びサポートについて、次のように定義しています。
学びサポートとは、経済的に困難な家庭の子どもたちに、無料または低額で、学校教育外で取り組まれる非営利の学習支援のことです。 |
2011年7月の厚生労働省発表(国民生活基礎調査)によると、子どもの相対的貧困率は、前回調査(2006年当時)より1.5ポイント悪化し、15.7%に上ることが明らかになりました(2009年当時)。これは、国民生活基礎調査の初年度である1986年(1985年データ)以降、最悪の数字です。
厚生労働省は、2012年度予算案の概要のなかで、「子どもの貧困対策の充実」として、「生活保護世帯の子どもやその親への養育相談・学習支援を実施することにより、…『貧困の連鎖』の防止を図る」ことを掲げています。一方、学生や若い世代を含む市民の立場からも、高校進学支援にとどまらない多様な取り組みが始まっています。
私たちネットワークは、歴史ある取り組みに学び、また緒に就いたばかりの学びサポートの現場実践をとらえ交流すること、さらに全国的なネットワークづくりを進めることによって、困難な暮らしを強いられている子ども・若者たちが希望をもてるよう支援を届け、現在の諸制度を改善していくことに努めてまいります。
本報告書が、子どもに関わる多くのみなさまにご活用いただければ幸いです。
2012年3月
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
共同代表: 湯澤直美、平湯真人、三輪ほう子
★「学びサポート実態調査」は、独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業により、助成を受けています。
「学びサポート実態調査報告書」はこちらからダウンロードできます
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/09/manabisupport_houkokusyo.pdf
9月29日(土)学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都を開催致します
月曜日, 8月 27th, 20129月29日(土)学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都
昨年初めて開かれご好評を得た「学びサポート全国実践交流会」は、
今年は、「暮らしサポート」を加え、
NPO法人山科醍醐こどものひろばのみなさまのご協力のもと、
京都にて開催いたします。
お誘い合わせのうえ、ぜひ、ご参加くださいませ。
各地の実践を持ち寄り、語り合いましょう。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
★以下、転送歓迎です------------------------
【学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都】
主 催: 「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
協 力: NPO法人山科醍醐こどものひろば
助 成: 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
日 時:2012年9月29日(土)10:20~17:00/開場9:50
場 所:
【全体会/午前中】
京都市男女共同参画センターウィングス京都 セミナー室AB(2F)
TEL:075-212-7490
http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/
【分科会/午後】
京都市中京青少年活動センター(3F)
TEL: 075-231-0640
http://ys-kyoto.org/nakagyo/access/
★全体会と分科会会場は同じ施設で、フロア〈階〉が違うだけです。
住所:〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262
アクセス:地下鉄烏丸線「四条駅」・「烏丸御池駅」から徒歩5分
※JR京都駅から地下鉄烏丸線に乗り「四条駅」は2駅(3分)、「烏丸御池駅」は3駅(5分)です。
対 象:全国で学びサポートや暮らしサポートを実践する、
あるいは実践しようとする市民、教師・元教師、弁護士、
学生、ソーシャルワーカ-、NPO関係者等150人程度
資料代:500円(学生無料・可能な方より)
■申込み
事前申し込みが必要です。
以下のフォームよりお申し込みください。
申し込み締め切り:9月25日(火)19:00まで。
※締切後、定員に空きがある場合のみ、再受付を行います。
再受付の開始はHPおよびMLでお知らせします。
●参加のお申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S32480367/
●取材のお申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S80155512/
※HPトップページからもお申し込み頂けます。
■定員:150名
定員になりしだい締め切ります。
参加票は特に発行しませんので、当日受付にて、分科会をご確認のうえ、
お支払いをお願いいたします。
【開催内容】------------------------------
【全体会】10:20~12:00
学びサポート×暮らしサポート 思いっきりトーク
荘保共子 大阪・こどもの里館長
「しんどい子が安心して生きていかれるまちはすばらしい
――子どもの貧困を放置しない地域をつくる」(仮)
幸重忠孝 京都・山科醍醐こどものひろば理事長
12:00~ 昼休み(ポスターセッション)
【分科会】13:00~16:15
■第1分科会 学びサポートはじめのいっぽ
これから学びサポートをやりたい人、始めたばかりの人向け
■第2分科会 暮らしサポート
子ども・家庭の生活支援
■第3分科会 学びリスタート(学びなおし)
高卒認定試験支援などにとどまらず、就労から自立への見通しをもった
長期的なサポート
■第4分科会 政策・運営・スタッフ養成
第1分科会の発展として継続性やシステムづくりについてのワークショップ
■第5分科会 「支援」ってなんだろう
釧路・冬月荘の実践に学びつつ
★分科会の詳細は、追ってホームページに掲載いたします。
【おわりの会】(全体会16:30~17:00 )/終了
---------------
後援:内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室、厚生労働省
文部科学省の名義後援(予定)
京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会の名義後援(予定)
京都市ユースサービス協会名義後援または協力(予定)
助成:独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
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【問い合わせ】
京都実行委員会事務局(こどものひろば内)
電話/FAX:075-201-3490(担当:村井/梅原)
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
メールアドレス mail@end-childpoverty.jp
当日連絡先 080-1158-3494
9月6日(木)第2回子どもの貧困セミナー開催/「奨学金」ココが問題!…「給費制」の「奨学金」を!
土曜日, 8月 25th, 2012●ご案内チラシはこちらからダウンロードできます
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/08/2012renzokuseminar_0906.pdf
これまで、ほぼ隔月のペースで、「ミニレクチャー」を含み
開催してきたネットワーク会議ですが、
今年度は、『「子どもの貧困」を考える連続セミナー』として、
「子どもの貧困」に関心を寄せる方々と学び合い、深め合う時間を設け、
さらに活動の輪を広げようと学習会を企画しています。
7月の第1回目に続き、第2回目のセミナーを次のとおりご案内いたします。
「セミナー」のみの参加、その後の「ネットワーク会議」のみ参加、
どちらも参加、ともにOKです。
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク 世話人会
以下、「転送歓迎」です。――――――――――――――――――――――――
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク■主催
「子どもの貧困」を考える連続セミナー
第2回:シンポジウム「奨学金」ココが問題!…「給費制」の「奨学金」を!
岡村 稔さん(奨学金の会事務局次長、日本学生支援機構労組書記次長)
鈴木 敏則さん(日本高等学校教職員組合)
伴 幸生さん(首都圏なかまユニオン)
日時:9月6日(木)18:30~20:20
*終了後「ネットワーク会議」20:30~21:00
場所:立教大学池袋キャンパス 12号館第1、2会議室
アクセスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
キャンパスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
<概要>
公立高校の授業料が「無償化(不徴収)」され、私立高校生には同額の
「就学支援金」が出されてなお、解決できない問題が多々あります。
高等教育(大学)の授業料まで無償とする国々があるなかで、
わが国の授業料の高額ぶり、そして「奨学金」の貧弱さは国際的に
「異常な事態」と言わざるを得ません。教育が「貧困と格差」の縮小と
解消の方向に向かうよう、「子どもの貧困」の連鎖を断ち切る教育に向けて、
それぞれの立場から「奨学金問題」に取り組んでいる3人の方々のお話を通して、
あらためて私たちの「奨学金」のあり方について考えます。
資料代:500円 (可能な方より)
●ご案内チラシはこちらからダウンロードできます
https://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/08/2012renzokuseminar_0906.pdf
★事前申し込みが必要です
参加ご希望の方は、件名に【第2回連続セミナー申し込み】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号を
ご記入のうえ、9月5日(水)までに、下記の代表メール宛てに
お申し込みください。
定員60人(定員になりしだい締め切ります)
特に参加票は発行いたしませんので、当日、会場にて、
受付・資料代のお支払いをお願いいたします。
★取材ご希望の方は、その旨と取材方法をお申し添えください
■問い合わせ・当日連絡先:080-1158-3494
【主催】
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
【助成】
独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
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「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
TEL 080-1158-3494
E-mail mail@end-childpoverty.jp
HP https://end-childpoverty.jp
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7月15日(日)第1回子どもの貧困セミナーを開催致しました
金曜日, 8月 17th, 20122012年7月15日(日)に2012年度子どもの貧困を考える連続セミナーの
第一回セミナーを開催致しましたので、ご報告致します。
2012年度 子どもの貧困を考える連続セミナー 第一回
「こどもの里の実践に学ぶ――「大阪市子どもの家事業」廃止案を問う」記録
1.日時 2012年7月15日(日)14時からから17時
2.場所 立教大学
3.講師 荘保共子さん ・大阪こどもの里館長
4.参加人数 約60人
<セミナー記録>
荘保さんは大学卒業後、釜ヶ崎の「土曜学校」(西成市民館で子どもたちの勉強をみる取組)で出会った子どもたちの目の輝きにびっくりして、釜ヶ崎の保育所で働くようになった。
1977(昭和52)年、荘保さんは釜ヶ崎で「子どもの広場」という事業を始めた。当時釜ヶ崎には、6000人ぐらいの子どもたちがいたが、子どもの遊び場が釜ヶ崎にはなかった。学童保育事業(留守家庭事業、小1から小3まで)であれば、補助金を得られるということで、学童保育という形で始めた。学童保育は、大阪で始まった事業であった。
1989(平成元)年、大阪市は「子どもの家事業」を独自に始めることになる。「子どもの家事業」は、留守家庭だけでなく、すべての子どもを対象とする事業であり、子どもたちや家族には費用が掛からないものであった。荘保さんが運営する「こどもの里」は、1996年に学童保育から「子どもの家事業」に移行した。
現在、「子どもの家事業」は、大阪市から人件費および物件費を補助されている。現在約350万円の人件費および約130万円の物件費(合計480万円)が補助されている。2012年現在、大阪市16区に28か所が設置され、運営されている。
橋下市長は、「子どもの家事業」を学童保育事業と統合し、留守家庭児童対策事業に一本化させたいとしている。学童保育事業は、運営費(人件費および物件費あわせて)として250万円ぐらいの補助でしかない。
また、学童保育事業は、月に利用料として保護者が、現在2万円の利用料(大阪市は周辺自治体と比べてかなり高い)を払わなければならない。
もちろん、運営にかかる経費が減らされることも問題だが、今回の橋下市長の案において、さらに問題なのは、子どもの権利であるとか、子どもの発達という視点が欠けていることである。
つまり、学童保育事業は、親が申し込まないといけないし、親が費用を負担しなければならない。ところが、釜ヶ崎という貧困地域の子どもたちの生活を見ていると、そうした条件に合わない子どもたちがかなり存在することが分かる。
ひとつには、「子どもの家事業」を利用している子どもの中には、家から少し距離を置く場所としてここを利用している子どもがいる。家庭の様子も分からない子どもも受け入れている。親の申し込みを待っているとそうした一番にしんどい子どもを助けることができない。橋下案では、結局そうした子どもを切り捨ててしまうことになる。
また、橋下市長は、親の責任を強調する。バウチャー制度などを使って、親がきちんと子育てするべきだという価値観が強い人物である。
ところが、釜ヶ崎の保護者たちの様子を見ていると、子どもにお金を回せる余裕がない親たちが多いことが分かる。また、子どもの養育が十分にできないのは、親自身の責任でもないことが分かる。例えば、覚せい剤に依存している母親の多くが、かつて性的虐待を受けていたなどの点も、これまで見えてきた。
橋下市長の政策の壁を崩すことは難しいと思っている。そこで、方針を変えることも考えている。現在、こどもの里を利用している99人の子どものうち40人が学童保育事業を利用できると考えている。そこで、残りの50-60人をどうするのかを新しく提案していこうと思っている。国の地域子育て拠点事業などを使うことでやれないかとも思っている。
■記録・まとめ=世話人会
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DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』(製作:ホームレス問題の授業づくり全国ネット)で、「こども夜周り」に参加する子どもたちが集う「こどもの里」。様々な困難を抱える子どもたち自身が、ホームレスの人たちに「おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?」「お身体はどうですかぁ」…声をかけて回る姿を見ながら、その活動の中心にいる館長:荘保共子さんのことが気にかかっていました。「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークの設立集会にも、東京までかけつけてくださっています。今回のお話から、「子どもの家事業」と、そのひとつ「こどもの里」の全体像、何より釜ヶ崎という街で、その地域づくりの中心を担っている荘保さんのパワーに酔いしれる学習会となりました。広島、大阪、静岡、…全国各地からの参加が得られたことも記しておきます。ありがとうございました。
*参照:生田武志『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?こども夜回りと「ホームレス」の人たち』あかね書房/2012
■補足=セミナー担当世話人:綿貫